映像化不可能と言われたスパイアクションエンターテイメント小説「太陽は動かない」の映画&連続ドラマ化が決定した!原作は『怒り』、『悪人』など映画化が後を絶たず、毎作品話題を呼び、世界からも注目される日本人作家の一人である吉田修一のスパイアクションエンターテイメント小説、通称“鷹野一彦”シリーズ三部作の「太陽は動かない」「森は知っている」「ウォーターゲーム」。今回映画で描かれるのは「太陽は動かない」「森は知っている」の2編、そして連続ドラマは原作者監修のもと構築するオリジナルストーリーだ。
この映像化不可能と言われたスパイ巨編に挑むのが、日本でアクションを撮らせたら右に出る者はいない、ブロックバスター監督、羽住英一郎。『海猿』シリーズをはじめ、『MOZU』シリーズ、『暗殺教室』シリーズを手掛けたその手腕を本作でどのように発揮するのか。
そして主演には、昨年の「22 年目の告白 –私が殺人犯です-」をはじめ出演作を次々と大ヒットに導き、名実共に日本を代表する千両役者となった藤原竜也が決定した!羽住監督とは初タッグとなり、その化学反応も楽しみなポイントだ。今回は羽住監督&藤原主演により映画と連続ドラマを同時製作!桁違いのスケール感で単なるメディア連動企画とは一線を画す、『MOZU』以来の激アツ作品になること請け合いだ。
日本映画界の総力を結集し、圧倒的スケールでの海外ロケも実施する予定!満を持して挑むグローバルプロジェクト!映画&連続ドラマの連動で、その完全映像化に挑む!2020 年、オリンピックイヤー最大の話題作に注目だ!
【藤原竜也コメント】
◆映画化が決まった心境
過去に類を見ない巨大なスケールのエンターテイメント作品になると思いますので、今から身の引き締まる思いです。あの壮大な世界観をしっかりと再現出来るように、スタッフ・キャスト力を合わせて、懸命に取り組みたいと思います。
◆『パレード』(‘09)以来となる吉田修一氏の作品
前回出演させていただいた「パレード」は、比較的ゆっくりと静かに物語が進行していく作品でしたが、今作は正反対。終始ハードなテイストですし、物語の舞台は海外にまで広がっていくので…また新たな吉田ワールドを体感できることが、今から非常に楽しみです。
◆初タッグとなる羽住監督の印象と、今作での期待するポイント
伊藤(英明)君の「海猿」は、自分にとっても衝撃的な作品でした。「MOZU」もそうでしたが、スケールの大きなアクション作品を、繊細にカッコ良く撮られる監督という印象があります。今作では自分が出る側として、もちろんプレッシャーもありますが、監督の思い描く【鷹野】を、しっかり表現できるように努めたいと思います。
◆初となる“スパイ”役に向けての意気込み
激しいアクションシーンを要する“スパイ”の役どころになりますので、来年の撮影に向け体の状態を万全に整えて、心して臨みたいと思います。映画・ドラマ共に、皆様の心を揺さぶる作品になるように、頑張ります!
【羽住英一郎監督コメント】
◆映画化が決まった心境
骨太でスケールの大きい産業スパイアクション小説の映画化に挑むにあたり、準備期間の今から刺激的な毎日が始まっています。劇場に来た観客達の度肝を抜く映画を目指して、羽住組のスタッフ一同全力でチャレンジして行きたいと思います!
◆原作を読んで
頁を捲る手を休ませないノンストップアクションエンターテイメントにただただ圧倒され、鷹野一彦という男の過去を知れば知るほど、その姿をスクリーンで観てみたい衝動を抑えきれなくなっていく自分がそこにいました。
◆初タッグとなる主演・藤原竜也さんの印象と、今作での期待するポイント
大胆さと繊細さを兼ね備え、男から見ても色気を感じる藤原竜也さんが創り出す鷹野一彦という男に会うのが今から楽しみで、その表情、肉体、迸る汗までも逃す事なくスクリーンに焼き付けたいと思っています!
【吉田修一コメント】
◆映画化が決まった心境
世界観、ヒューマニティ、ストーリー、そのどれをとっても、これまでの自著にはないスケールの大きな小説になりました。この超絶スパイエンターテイメント作品が、羽住英一郎監督、藤原竜也さん主演で映像化されると聞き、原作者として身震いするほど期待しておりますし、一映画ファンとしても、超一流スタッフによるジャパニーズ・スパイ・アクション映画の誕生が今から楽しみでなりません。