「Borg McEnroe」の邦題が『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』に決定し、8月下旬TOHOシネマズ日比谷他全国にて公開されることが決定した。
テニスブームに沸く1980年、対極的な2人のまるでハリウッドスターのような人気を誇るスタープレイヤーの戦いに世界中が熱狂していた。20歳の若さで、テニスの聖地ウィンブルドンで初優勝を果たし、その彫刻のように美しいヴィジュアルと冷静沈着なその姿から“氷の男”と呼ばれ、テニスに興味のなかった人々さえも虜にしたビヨン・ボルグ。
ウィンブルドンで4連覇を達成したボルグは、絶対王者として君臨していたが、5連覇を阻止するべく現れたのが、類稀なる才能を持ちながら、不利な判定に怒り狂って審判に野犬の如くかみつき、“悪童”とバッシングされたジョン・マッケンロー。1980年、エレガントなプリンスとワイルドな野生児が、ウィンブルドン決勝戦でぶつかり合った世紀の試合。世界中が固唾を呑んで見たスポーツ史に刻まれた究極の名勝負の映画化が実現した。
ボルグ役には『ドラゴン・タトゥーの女』の続編(2018年公開予定)に主演として抜擢されたスベリル・グドナソン、マッケンロー役には『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフ。シャイアは「彼以上に荒くれ者のマッケンローに適した役者はいない!」と各国のメディアが絶賛するほどの迫真の演技を本作で魅せる。
そしてこの二人の姿は、本物のふたりの当時の姿にそっくりで目を疑うほど!
ふたりの、少年時代から精神と肉体を極限にまで鍛えてきた驚愕の道のりと、頂点に立つ者と追いかける者の孤独と葛藤、そして臨場感が炸裂するカメラワークで魅せる試合シーンは圧巻! 負ければ一瞬ですべてを失うプレッシャー。1ミリの狂いも許さない集中力。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る、白熱のエンタテインメントが遂に上陸。熱狂と興奮の最高潮に、やがて押し寄せるとてつもない感動の実話となっている。
錦織圭のみならず、大坂なおみ、そして穂積絵莉と二宮真琴が全仏ダブルスで準優勝を獲得するなどますます日本でもテニス熱気が高まる今、80年代のレジェンドにして、今なおテニスプレイヤーの頂点の存在として歴史を作った、あのボルグVSマッケンローの熱き闘いが遂に映画化。