山寺「バットマン役のクリスティアーノ・ロナウドです」豪華声優陣のトークも炸裂で観客大爆笑!!サプライズのバースデーケーキは“バットマン味”!?『ニンジャバットマン』公開記念舞台挨拶

山寺「バットマン役のクリスティアーノ・ロナウドです」豪華声優陣のトークも炸裂で観客大爆笑!!サプライズのバースデーケーキは“バットマン味”!?『ニンジャバットマン』公開記念舞台挨拶
提供:シネマクエスト

日時:6月16日(土)
場所:新宿ピカデリー スクリーン1
登壇者:山寺宏一、高木渉、加隈亜衣、釘宮理恵、梶裕貴、水﨑淳平、中島かずき、岡崎能士、松澤千晶

世界から熱望されている日本のトップクリエイターたちが、世界中で愛される米国のキャラクターたちをベースに、眼を見張る映像と、前代未聞のストーリーで日本が世界に放つ、戦国タイムスリップ・アクションエンターテイメント『ニンジャバットマン』が公開中となっている。本作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのオープニング映像で世界の度肝を抜き、アニメ「ポプテピピック」で一躍注目を浴びている、水﨑淳平監督率いる神風動画 初の長編映画。キャラクターデザインは、『アフロサムライ』の岡崎能士、脚本には『天元突破グレンラガン』をはじめアニメ・実写・演劇とマルチに活躍する劇団☆新感線の中島かずきと、日本だけでなく世界のアニメをけん引するトップクリエイターが集結!さらに、バットマンを演じるのは、七色の声を持つ人気声優・山寺宏一、ジョーカーには、声優だけでなく大河ドラマなど活躍の場を広げている高木渉が演じるほか、人気・実力ともにトップクラスの豪華キャスティングが勢ぞろいの本作。アメリカで開催された先行上映では、満足度100%を記録し、「クレイジー!」、「DC作品の中でも5本の指に入る」と大絶賛を受け、日本でも公開館数が大幅に拡大されるほど、ますます期待値が上がっている。公開翌日となる6月15日(土)に、公開を記念して、豪華キャスト陣と制作陣による舞台挨拶が実施された。

上映後の興奮冷めやらぬ、どこか緊迫感のあった場内に、キャスト陣とスタッフ陣が登場すると、場内は大きな拍手が沸き起こった。バットマン役を演じた山寺がいきなり「バットマン役のクリスティアーノ・ロナウドです!」と挨拶すると、一気に場内は和やかな雰囲気に。高木から「違うでしょ!」とナイスツッコミも起き、その高木は山寺のせいで「何を言いたかったのか忘れた!」と思わぬ被害(?)も。冒頭からキャストの連係プレーが光る展開となった。

日本で本作を見た観客の前に立つのは初めてという水﨑監督が、「ニンジャバットマンを楽しんでもらえましたか?」と観客に呼びかけると、すぐさま観客からは、この日一番大きな拍手が巻き起こり、安心した様子だったが、直後に「朝からこんなもん見せてすみません」と申し訳なさそう。すぐさま山寺から「”こんなもん”って!すごいもの作ったんですよ!」とフォローが入ったが、「キャストの方は悪くないんです」と謎のフォロー返しが。ここにもすかさず山寺が「悪い前提でしゃべらないでください!」と突っ込むと、場内から大きな笑いが起きていた。

先にアメリカでの上映に立ち会っていたという水﨑監督は「アメリカでも卵が飛んでくるかもって思っていたんです。でも日本でも皆さんに楽しんでいただけて、これでやっと眠れます」と笑顔を見せ、脚本を担当した中島も「皆さん胸焼けしてませんか?僕はこういうものしか作れないんです(笑)。90分満足してもらえたならよかったです」と満足した様子。キャラクターデザインを担当した岡崎も「やっと日本の皆さんに届けられてよかった」と満を持しての公開に感無量だった。スタッフ陣が不安だったという理由について水﨑は「実は作品自体はだいぶ前に完成していたんです。完成した直後は『やった!』と勢いがあったけれど、公開を待っているうちにだんだん不安になってきて…“こんなことしてよかったのか”と…」と胸中を明かした。

一方でキャスト陣からは「何回か過去にバットマン役を演じさせてもらっていて、今回も同じものかと思ったら、日本で作ったすごいクオリティの作品で。全然かっこよくてびっくりしたんです。みんなに見てもらえてうれしいです」と山寺が言うと、加隈は「キャットウーマンはどっちに味方に付くか読めないキャラなんですけど、「女の気の迷いを許せる男は素敵よ」ってセリフがあって…皆さん、許せる方が素敵だそうですよ!」と駆けつけたファンに呼びかけていた。ロビンを演じた梶も「まさか時代に合わせて髪形があんなに変わるとは思わなかった」と自身のキャラクターに触れ「戦国であり、バットマンであり、そしてまさかのロボットで、日本とバットマンの融合が素晴らしい作品です」と太鼓判。高木は「ジョーカーをやるプレッシャーは感じましたね。特に隣に大先輩の山寺さんが…」と語り始めると、ここでも山寺が「大先輩って!ほぼ同じでしょ!大河俳優が何を言っているんだ!」と怒涛のツッコミ。それに対して高木も「なんとしてもジョーカーとして山寺さんをいじめたい、これでもかってくらいこっちのほうが楽しくなって、バットマンを振り回せるようにというのは考えて演じていました」と明かし、山寺が「いろんな意味でいらつきました…」というと、高木はニンマリだった。

一方で、ジョーカーの相棒であるハーレイ・クインを演じ、2人のバトルをワクワクしながら見ていたという釘宮は「好きな人しかいない現場で、毎回テンション全開でジョーカーについていきました」といい、舞台挨拶前にもエレベーターで一緒だった高木から「俺に惚れるなよ」と言われ「惚れちゃう♥」と返していたというエピソードを明かした。これにはさすがに「キャスト陣も引いてた」と山寺が言うも、紫のシャツとネクタイの高木と、紫と黒のドレスの釘宮と、衣装のコーディネートもそろった2人は意に介さない様子で、作中同様のコンビネーションを見せつけていた。そんなエピソードが明かされていく中、一人で収録だったという梶は「楽しくやらせてもらったけど寂しかった…」とポツリ。それでも、あるシーンについて「絵が完成するのを楽しみにしていたら、なんとそれがすでに完成した絵だった。でもあれはあれで素敵なので、全部あの絵になってるものを見てみたい」と語っていた。

ここで、水﨑監督からどうしても聞いてみたいとのことで「今回初めて「バットマン」シリーズを見た方は?」というと、客席からは意外にも多くの方が挙手。その様子に中島が「これすごく間違ってますので」と申し訳なさそうにすると、逆に水﨑は「あれ?僕は今回”バットマン入門編”という気持ちで作っていたんですけど。こんなに楽しい作品なんだよと」というと中島が驚いた様子だったが「でも、ニンジャバットマンを見た人は、どんなバットマンも大丈夫だと思いますので!どれでも楽しめます!」と観客に呼びかけていた。そんな中島はジョーカーについて「ジョーカーはひたすら喋らせようと思ってた。黙っちゃうと死んじゃう人みたいに。戦闘シーンもセリフが入ってなかったのを追加したんです」というと、高木は「喋った後に死にました…」と苦労を明かした。子供のころからバットマンが大好きで、今回のデザインにすべて詰め込んだという岡崎は「普通のアニメだと消されてしまうような細かいデザインも、監督が全部拾ってくれた。着物の模様とか、装飾とか本当に細かいので、是非皆さんもう一度見て確認してみてください」というと、デザインについて山寺から「宣教師のバットマンの髪形がバットマンのマークになってて、あれはすぐばれるでしょ!」というと、水﨑から「あのカツラは、実はキャットウーマンが渡したからバットマンは気づいてないんです」という思わぬ裏話に、初耳だったキャスト陣は大爆笑。加隈も「遊び心を許せる男は素敵よ」とキャットウーマンのセリフになぞらえていた。
そしてここで、翌日57歳を迎える山寺へのサプライズケーキが登場!バットマンマークをあしらった特製ケーキを前に、全員からハッピーパーズデーの歌で祝福された。特大スプーンを持った梶がケーキを食べさせてもらった山寺は、何味なのかと聞かれると「バットマン味!!」と即答し、「こんなにお祝いしてもらってうれしい。励みになります」と嬉しそうに笑っていた。

最後に、高木から「朝早くからこんなに多くの方に来ていただいて感無量です。今日、壇上に上がった瞬間に皆さんの笑顔を見て、本当に楽しんでもらえたんだなって伝わりました」と感動した様子。

山寺も「みなさんワールドカップで寝不足な中、来てもらってうれしいです。水﨑監督も、これがコケたら神風動画がつぶれてもいいって言ってたくらい、みんなで情熱を注いだ作品です。ここからさらに発信して、『ニンジャバットマン』ブームになってほしい」と語り、最後は観客全員との三本締めで、イベントは大盛況に終わった。

最終更新日
2018-06-18 12:00:58
提供
シネマクエスト(引用元

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