日時:6月11日(月)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
登壇者:山田孝之、長澤まさみ
山田孝之&長澤まさみW主演、映画『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などで知られる福田雄一監督が初めて手掛けるラブストーリー『50回目のファーストキス』が6月1日に公開され、公開2週目に入った6月9、10日の土日も好調、各劇場では満席が続出している。動員は前週比95%(興行収入は93.3%)をキープし、当週末の成績は9日(土)が動員41,021人、興収58,902,200円、10日(日)が動員50,594人、興収72,881,200円となり、土日2日間で動員91,615人、興収131,783,400円を記録。10日(日)までの10日間累計で、動員355,261人、興収483,000,900円を記録し、大ヒット上映中だ!そして、6月11日(月)には東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズにて公開御礼舞台挨拶が行われ、山田孝之と長澤まさみが参加した。
ハワイ・オアフ島を舞台に、事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱える瑠衣(長澤)と、そんな彼女に一目惚れした元プレイボーイのツアーコーディネーター・大輔(山田)との、一生に一度の運命の恋を描く大人のラブストーリー。
この日で舞台挨拶も14回目。過去の舞台挨拶ではTwitterに寄せられた50の質問に答える企画も実施した。長澤は「その中で印象的だった質問は、犬派か猫派かというもの。これまで答えてきたような気もするけれど、みんな知らないんだと思った。私は犬派です」と思い出深い質問を振り返ると、山田も「自分もその質問はパンチが強すぎて印象的。今それ聞く?みたいな」と“犬派猫派”質問のインパクトに苦笑いだった。
また公開後の周囲の反響について長澤は「友達が感想のメールをくれました。公開してすぐに感想が届くようなことはこれまでなかったので、公開するのを待っていてくれた友達が多かったように思う」と広がりを実感。山田は「20年以上の友達から“めっちゃ面白かった。『デッドプール2』と迷ったけれど、観て良かったよ”と素直な感想がきた」とハリウッド超大作に引け劣らない傑作とのお墨付きを得ていた。
女性ばかりだけでなく、カップルや夫婦での鑑賞率も高く、<デートムービー>となっている本作。「気になっている人を誘うきっかけになる映画になれば」というプロデューサー陣の思いを込めて作られていることから、恋愛に対する男女の姿勢を調査する街頭インタビューを敢行。今回スクリーンに、その街頭インタビュー映像が映し出された。女性の方が積極的で、男性は草食気味という意外な結果に長澤が「印象と逆。女の子の方が強くて逞しいんだ…」と驚くと、山田はインタビューの中で「グイグイきてほしい!」と発言した元気な女性に対して「あの女性のグイグイ!の言い方から思うに、断り方もきっと雑。男性をどれだけ傷つけてきたことか…」と妄想を膨らませ「男は弱いモノ。だからこそ女性がケアをしてほしい。あれでは男がどんどん草食になる!」と持論を熱弁した。
それに長澤も「男性が話しかけやすいようにしてあげるのは一つの方法。強すぎる女性だと、男性が怒られると思って勇気を出せなくなると思う。私も強い方なので女性の気持ちもわかるけれど、優しくしてあげてほしい」と出会いを待つ世の女性たちにアドバイスを送った。
そんな2人は「デートに誘う5秒前の人にエール」を送ることに。長澤は「誘われたかったら、そそくさと帰らないで待つ。男性から誘われる余白を残すために、すぐに帰らずにとどまる時間も必要。自分からは動かず、誘ってくれる相手のペースにしてあげるようにする」とヒントを交えてエール。山田は「もはや誘うだけなので、あとは笑顔と大きい声。『行こうぜ!』くらいに明るく」と背中を押した。
最後に長澤は「一人でも楽しめる作品なので、カップルでもそうでなくても観てもらって、沢山笑ってほしい」とPR。山田も「面白いと感じたら、いろんな人にそれを伝えてほしい。ネガティブな意見が一つでもあると、それでジャッジされてしまうことも多いので、この映画を面白いと思ったら、面白いときちんと伝えてほしい」と思いを込めた。