“おもちゃの世界”や“モンスターの世界”など、これまで誰も観たことがない世界を舞台に数々の感動的な物語を生み出してきたディズニー/ピクサー。陽気でカラフルな“死者の国”が舞台の最新作『リメンバー・ミー』が3月16日(金)より公開された。本年度アカデミー賞®(長編アニメーション賞、主題歌賞)で2部門を受賞し、公開3日間《3/16(金)~3/19(月)》で観客動員数 54 万 1923 人、興行収入 7 億 751 万 9,600 円を記録し、週末興行収入では初登場1位を獲得。本作の大ヒット公開記念イベントが3月20日(火)に行われた。フリーダ・カーロ役で日本版声優を務めた渡辺直美が登壇し、ガイコツメイクをしたマリアッチ(メキシカン・ミュージシャン)やメキシカン・ダンサー、そして会場に集まったお客さんと一緒に楽曲「リメンバー・ミー」を大合唱!渡辺は会場の皆さんを盛り上げながら、楽曲を熱唱し、イベントは子供から大人まで一緒に盛り上がり大盛況となった。
渡辺が演じたフリーダ・カーロは、メキシコの紙幣に描かれるほど国を代表する実在したアーティスト。愛と自由に生きた革新的な女性で、今も彼女が描いた絵や作品は、世界中で愛され人気を誇っている。そんな渡辺は“SNS 映え”必至のフリーダ・カーロをイメージしたカラフルな衣装とメイクで登場!この衣装は、話題となった蜷川実花と渡辺直美のコラボ・ポスタービジュアルでも使用されており、その時のことを渡辺は「メキシコの死者の日をイメージしたものなんですが、飾ってあるものの7割方が蜷川さんの私物なんですよ。蜷川さんの家の壁に飾ってあるものらしくて、本当すごい人なんだなって(笑)」と撮影裏話を告白。さらに劇中に登場するカラフルで美しい死者の国について「とにかく映像が綺麗で、本当にアニメーションなの?ってくらいリアルなんです。それにガイコツがとても可愛くて、自分もいずれここに行きたいなと思いました」と大絶賛した。また、本作は家族の絆を描いた作品のため家族とのエピソードを聞かれた渡辺は「破天荒な母親でしたけど、私の好きな食べ物が母の頭に入ってるから、気が付いたらかつ丼があったり、牛丼があったり、食べたいものが伝わってるなって。何も言わなくても分かってくれる…(笑)もうちょっとないんですか?みたいな感じですよね(笑)」と自虐ネタで会場に大きな笑いを起こしながらも「家族に会って、会話をしたくなる」としっかり作品の本質も語っていた。
公開後とくに大きな話題を呼んでいるのが、<アカデミー賞主題歌賞>を受賞した楽曲「リメンバー・ミー」。『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」の天才作曲家ロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が生んだディズニーの新たな名曲となった。渡辺は「私は音楽を使ったネタも多くて、もしミゲルみたいに音楽を禁止されたらすごく辛い。音楽が軸になっていろんな人が交差していく映画で、音楽がすばらしいんです」と絶賛。そしてこの日は、本場メキシコのマリアッチとダンサーとともに、会場のお客さんと一緒にこの日限りの「リメンバー・ミー」スペシャルパフォーマンスを披露することに!渡辺が死者の日のようなガイコツメイクを施したダンサーと一緒にステージに上がると、会場の熱気は一気にヒートアップ!渡辺は圧巻の歌声で「リメンバー・ミー」を歌い、大人数のダンサーに負けじと得意なダンスも披露。会場に集まった子供も大人も音楽の力で一体感が生まれ、渡辺たちのパフォーマンスに大きな拍手が送られた。渡辺は「(マリアッチの演奏を)生で聞くとテンション上がりますよね。トランペットの方もすごいし、私とボーカルとの相性もばっちりで!グラシアス!(笑)」とパフォーマンスに大満足の様子。会場はガイコツメイクのダンサーと、ガイコツのお面を持った300人のお客さんが一体となり、まさにカラフルな“死者の国”のようだった。最後に渡辺は「ぜひたくさんの方に見て頂きたい作品です。最低でも5人には『見てね』って宣伝してください!」と作品をアピール。子供から大人まで一緒に盛り上がり、大歓声とともにイベントは幕を閉じた。
国も文化も超えて、“家族”をテーマにした美しい音楽と驚きに満ちた感動の物語で世界中の観客を感動の渦に巻き込み、日本でも公開後「人生で見た映画の中で 1 番面白い!」、「滅多に泣かないお父さんまでボロ泣きしてた」、「リメンバー・ミーを観てから墓参りに行く」など様々なコメントが多数あがり、人々の行動をも動かしており早くも社会現象となりそうな予感だ。“リメンバー・ミー旋風”はこの春いちばんの勢いを見せている。