本年度アカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞の2部門を受賞し、日本公開を前に、早くもこの春一番の話題作となっている『リメンバー・ミー』。家族の絆を描いた本作と同じテーマが描かれることから同時上映が実現した22分の新作『アナと雪の女王/家族の思い出』の劇中で登場する、アナとエルサが【家族の絆】を姉妹で歌う新曲「あなたといるだけで」の日本版歌唱シーンが初公開となった。
アナ役を演じる神田沙也加と、エルサ役を演じる松たか子の、前作に続く美声に注目が集まりそうだ。『アナと雪の女王/家族の思い出』は長く閉ざされていたお城の門が再び開かれてから、初めてアナとエルサが一緒に迎えるクリスマスの物語。姉妹はアレンデール王国の人たちをパーティに招くが、人々はそれぞれの家族に受け継がれたクリスマスを過ごすため、早々に帰ってしまう…。
自分たちのクリスマスを祝う“家族の伝統”を知らないことに気付いたアナとエルサだったが、どんな形でも“家族と一緒に過ごすことが一番大切”だと気付いた姉妹の気持ちを表現したのが、♪「あなたといるだけで」だ。長い間、クリスマスを一緒に過ごしたことがなかったアナとエルサだからこそ、一緒にクリスマスを過ごす喜びに溢れた幸せなシーンとなっている。
日本版声優は前作に続き、アナ役の神田沙也加、エルサ役の松たか子、オラフ役のピエール瀧らが続投。今回の歌唱シーンも含め、全4曲の新曲などが吹き替えられた。日本版の歌唱シーンを観た監督のスティービー・ワーマーズ=スケルトン監督は、「2人の歌声に圧倒されました。私たちは初めて日本版を観ましたが、本当に素晴らしいと思いました。」と大絶賛。今作でのアナとエルサについて「前作で描かれているのは夏のシーズンで、アナとエルサは和解し一緒に過ごしている。2人は今、オラフやクリストフも加わって大きな家族になっているんだ。この映画は、約6ヶ月後が舞台で、前作に続く次のホリデーシーズンを描いている。アナとエルサは初めて一緒に過ごすホリデーを祝う準備をしているんだよ」と明かした。
また『ベイマックス』などを手掛けてきたプロデューサーのロイ・コンリは、「彼女たちの声はとても美しく、僕は日本語を話せないけれど声でキャラクターを理解することができた。キャラクターが彼女たちの中に宿っている。」と大絶賛した。同時上映の映画『リメンバー・ミー』についてケヴィン・ディーターズ監督は、「家族と一緒にいるという似たテーマがあるね。違う文化だけど、似たメッセージがあるんだ。それは今の世界を考えると、とても重要なメッセージだと思う。そんな映画と同時上映になることをとても誇りに感じているよ。」と太鼓判を押した。
『リメンバー・ミー』の物語の鍵を握る楽曲♪「リメンバー・ミー」も、アカデミー賞主題歌賞を受賞した名曲となっており、1回の映画鑑賞で2度おいしい、物語と音楽を堪能することができる。一大ムーブメントとなった♪「レット・イット・ゴー」に続き、新たな名曲が、日本中にその歌声を響かせそうだ。
「リメンバー・ミー」同時上映作品「アナと雪の女王/家族の思い出」♪When We’re Together(吹替)
http://youtu.be/wqgLrdfdA-M