大ヒットロングランに松岡茉湯満面の笑み「この映画は夢そのもの。永遠に輝き続ける映画」『勝手にふるえてろ』大ヒット&ロングラン御礼トークイベント

大ヒットロングランに松岡茉湯満面の笑み「この映画は夢そのもの。永遠に輝き続ける映画」『勝手にふるえてろ』大ヒット&ロングラン御礼トークイベント
提供:シネマクエスト

日時:2月23日(金)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 スクリーン1
登壇者:松岡茉優

松岡茉優主演映画『勝手にふるえてろ』が公開中だ。原作は、01年に「インストール」でデビュー、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる同名小説。東京国際映画祭観客賞受賞、公開初日満足度第1位(12/15 Filmarks調べ)、そしてネット上でも「2017年邦画No.1」との呼び声も高く、海外映画祭への出品も決定している痛快エンターテイメントだ。この度、大ヒット&ロングランを記念して、主演の松岡茉優が登壇するトークイベントが実施された。

映画『勝手にふるえてろ』を大ヒット&ロングランを記念して、主演の松岡茉優が舞台挨拶に登壇した。

昨年の12月23日(土)に公開した本作は、大ヒットを受けて1月11日(木)に本日と同じ劇場(ヒューマントラストシネマ渋谷)で大ヒット御礼イベントを実施、そこで鏡開きをしました。そこからさらに1カ月以上経った劇場公開からちょうど2か月後のタイミングで、また再びこの場に戻ってきた松岡茉優。今の気持ちについて「皆様のおかげで2か月も上映することができました」と嬉しさを噛みしめました。この日は23歳になったばかりの松岡に会場中が「おめでとう」と祝福ムードの中、松岡の年齢にかけて『勝手にふるえてろ』を23回もリピートしたという強者のファンがいることに松岡自身も驚きの声をあげました。きゃりーぱみゅぱみゅや「君の名を。」の新海誠監督など、多くの著名人が劇場で鑑賞をし、SNSで感想を挙げていることが話題となると、「先日、(今一緒に舞台をしている)三谷幸喜さんも観てくれました」と松岡。「(舞台で)こんな役あげちゃってごめんなさい」と三谷から言われる程、『勝手にふるえてろ』のヨシカ役がハマっていたそう。「男女問わず、ヨシカのように生きづらさを感じている人など、観てもらいたい人に観てもらえ、それがちゃんと届いたという実感があります」と手応えもバッチリの様子。

「私の“初”主演映画はこの映画だけ。『勝手にふるえてろ』は永遠に私の中で輝いて消えません!」と、公開から2か月経った今を振返り、松岡にとって『勝手にふるえてろ』がかけがえのない作品であることを再認識した。「『勝手にふるえてろ』がずっと皆様の心の中に残って輝き続けるために、私もこれからもっと輝けるように頑張りたい。23歳、また映画で主演を務めて皆様と会いたいです!」と今年の抱負を語った。

また、「ウーディネ・ファーイースト映画祭」「ニッポンコネクション」「JAPAN CUTS」という3つの海外映画祭への出品が決定している本作だが、3月19日からの「香港国際映画祭」、7月12日からカナダ・ケベックにて行われる「ファンタジア国際映画祭」、8月3日からアメリカデンバーで開催される「デンバー日本映画祭」へも出品が決定!さらに、新宿シネマカリテの歴代興行成績が邦画No.1となった。シネマカリテでの興行収入No.1作品がウェス・アンダーソンの『グランド・ブダペスト・ホテル』と知ると、「『グランド・ブダペスト・ホテル』にヨシカが競っているってすごくないですか?私が一人で走っても超えられませんので、皆様と一緒に超えていくためにリピートしたくなる言葉を伝えたいです。」と話し、「ヨシカみたいな生き方をしている人は周りを見渡すとたくさんいると思います。そのような方たちが映画館で一緒にみることで、その瞬間でしか味わえない映画体験ができる作品だと思っています。そして、それが体験できるのは、劇場公開している今だけ。なので、是非劇場でのリピート鑑賞してほしいです。」と、何度でも劇場で映画体験を楽しんでもらいたいとメッセージをおくった。

最後に「私は泣ける作品も怒りを覚える作品も大切だと思いますが、『明日も生きていこう』『元気になった』と思っていただけるような仕事をしたいなと思っています。この作品はまさに夢そのもの。皆様の人生の隣にある映画になっていったら嬉しいです。」と、そっと背中を押してくれる作品であり、ヨシカはずっと映画の中、観客の記憶の中で生き続けることの喜びを述べた。

最終更新日
2018-02-26 12:00:22
提供
シネマクエスト(引用元

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