『レ・ミゼラブル』の熱唱で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した才能溢れる音楽チームとコンビを組んで完成させた、映画史に残るゴージャスでスペクタクルなミュージカル・エンタテイメント『グレイテスト・ショーマン』が2月16日(金)に公開となる。全米では、昨年12月20日の全米公開以来ロングラン・ヒットとなり、1974年以降の1億作品で第7位となる1億3700万ドルの興行収入を記録、最終的には日本でも大ヒットとなった『レ・ミゼラブル』『ラ・ラ・ランド』を上回る成績となることが確実視されている。
2/13・火、アイディアが実現されるまでに7年もの歳月を費やした自信作を引っさげ、主人公P.T.バーナムを演じたジャックマンと、アカデミー賞主題歌賞の最有力候補「This Is Me」を圧巻の歌声で魅了したキアラ・セトルが来日し、新宿シネシティ広場にて来日スペシャルイベントが行われた。親日家として知られ、『LOGAN/ローガン』のプロモーション以来約9ヶ月ぶりの来日となるハリウッド屈指の人気俳優ジャックマンと、ブロードウェイ・ミュージカルで活躍する実力派女優セトル、そんな本作を彩る超豪華キャストたちを一目見ようと、会場には約400名のファン、ムービーカメラ40台、スチールカメラ70台のマスコミが詰め掛け、作品に対する注目度の高さを物語っていた。
イベントは、本作で描かれる圧巻のショーを象徴する楽曲「Come Alive」に乗せたダンスパフォーマンスからスタート。劇中さながらのダンスに会場が沸いたのも束の間、いよいよジャックマンが登場すると集まったファンたちのボルテージは一気に最高潮に。歓声が冷めやらぬ中、ジャックマンは開口一番「ドウモ、コンバンワ!サイコウノ(最高の)ショーマン!」と日本語で挨拶し、いきなりの親日家ぶりを披露した。本作でジャックマンが演じるのは、アメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師。そんな“ショーマン”としての立ち居振る舞いをステージ上でも見せる彼は、「本当に日本に来るのが大好きなんだ。5年前には『レ・ミゼラブル』で来日したんだけど、今回はそれとは全く違ったミュージカルになっていて完成までに7年半掛かった。日本の皆さんはミュージカルをとてもサポートしてくれるので、この映画を紹介できることを興奮しているよ」と大好きな日本のファンに向けてコメントを披露した。そして、「プレミアで滅多にやらないんだけど」と前置きするジャックマンは、「この後、キアラ・セトルが登場します!昨日の夜、日本に着いたばかりの彼女が歌ってくれるよ!」とサプライズ・プレゼントを宣言。「彼女は最高の女優、最高の歌手で、人間的にも素晴らしいんだ」というジャックマンの紹介に続き、世界75ヵ国で大ヒット中の主題歌「This Is Me」を歌うセトルが登壇した。今回初めての来日という彼女は「皆さんと一緒にこの時を過ごせるのが嬉しいわ」とその興奮を告白し、会場を沸かせる場面もあった。
そして、ファンたちのペンライトが光り、会場は一気にバーナムのショーへと早替わり!セトルが主題歌「This Is Me」を歌い出すと、その圧巻の歌声に感動で涙を流すファンたちも見受けられた。拍手と歓声に包まれながら歌い終えたセトルに、ジャックマンは大興奮で思わず抱擁。熱唱したセトルも、「This Is Me」(これが私!)という曲に込められた強い思いを伝えきれた様子で、満面の笑みを見せていた。そんな「This Is Me」の力で会場が一体となったのち、ジャックマンとセトルは寒空の下集まった大勢のファンたち一人一人丁寧にファンサービスを行い、会場が感動と興奮が覚めやらぬ中、イベントは幕を閉じた。