日時:12月18日(月)
場所:神楽座
登壇者: ANZEN漫才(みやぞん・あらぽん)
全世界280億円突破の大ヒットを記録したスーパー・アクション・アドベンチャー、その名も『カンフー・ヨガ』が、12月22(金)に全国公開となる。本作で声優デビューを果たしたANZEN漫才のみやぞんと、その相方・あらぽんによる日本語吹き替え版完成披露試写会が実施された。
イベントが始まると、ジャッキー・チェンをイメージした赤いチャイナ服のみやぞんと、インド風の衣装を身にまとったあらぽんが登場。ジャッキーの大ファンだというみやぞんは、「中学校の時、給食の時間の音楽を流す放送委員をやっていましたが、僕はジャッキーの曲を流していました。」とファンらしいエピソードを披露。あらぽんは「流していたのが主題歌じゃなくてジャッキーのカンフーの型の音だったから、クラスの人たちは首をかしげていたけどね。」と会場を笑わせる。
2017年を振り返ったあらぽんは「全てが初めて、すごく新鮮な1年でした。」、そしてみやぞんは「もう“待ったなし”の1年でした。ちょっと休みたいと思っても、翌日もスケジュールがいっぱいで、でもすごく楽しかった!」と、売れっ子ならではのコメント。改めてジャッキー・チェンへの思い入れについて尋ねられると、あらぽんは「ジャッキーの映画を観ると、自分が強くなったような気がする。映画の翌日、学校で真似をしたり。みやぞんは、壁を蹴ってバック転をするジャッキーみたいな動きができたんですよ。」と、子供のころから運動神経抜群だったみやぞんの思い出を語った。映画について、あらぽんは「ジャッキーの良さが全部出てる映画だと思いました、笑いあり、カッコよさあり、全部が詰まってる。久々にジャッキーらしい映画を観た気がしました。」、みやぞんは「『ポリス・ストーリー/香港国際警察』や『プロジェクトA』の頃みたいに動きにキレがありました。昔のジャッキーらしい、おちゃめなところもあるし。内容は盛りだくさんで、“こんなお弁当があったら食べきれない“って感じですね。唐揚げもハンバーグも鰻も入ってて、ライスはピラフとかおこわとか、8色ぐらいある感じ。それからカー・アクションもすごかった!“チェイス・カー”とか…。」と、独特の言い回しで映画の魅力を表現。さらに今回初挑戦となったアフレコについて、みやぞんは「最高でした!楽屋のお弁当もおいしかったし(笑)。画面上でジャッキーと絡めるんですよ!?思わず、わー!ジャッキー!!…って言っちゃったりして。人の口のパクパクに声を合わせるのは大変だったし、僕の声と役の見た目が合わないんじゃないかって思ったりもしましたが、監督さんがすごく優しくて良かったです。」と、笑いを交えながら語った。
『カンフー・ヨガ』というタイトルを聞いたときは、「ダイエットDVDのタイトルかなって思っちゃいました。全然違いましたけど(笑)」とあらぽん。映画ちなんで、カンフーとヨガが合体したらどうなるか、二人それぞれ体を使って表現してください、とMCからお題を出されると、お題の趣旨が呑み込めないみやぞんは「あらぽんが“ヨガがカンフーと融合したらどうなるか”、僕が“カンフーがヨガと融合したらどうなるか”をやるってこと?それってつまり、暖房の27度と冷房の27度を表現する、みたいなこと?」と話が脱線。全く意味不明な冷房と暖房についてのトークで会場は爆笑。そしてみやぞんは蛇拳の動きを柔らかくしたような不思議なポーズを決め、大きな拍手が湧いた。さらにカンフーとヨガで戦ったらどうなる!?というお題が出されると、両手を合わせたヨガの姿勢をとるあらぽんにみやぞんが平手で立ち向かうも、ステージの隅まで無言で追い詰められ悲鳴を上げる。最後にみやぞんが空中に高く飛び蹴りを決めて、会場のファンから大きな歓声が上がった。来年の抱負は二人とも「二人で行動することが増えて来たので、来年も二人でもっと活動して行きたい」と仲良くコメント。映画の見どころを尋ねられたあらぽんは「みやぞんの吹き替えに注目して欲しいです。ちゃんと演技をしているので、楽しみにしてください!」、みやぞんは「めちゃめちゃ元気が出る映画です!初めての声優、僕も一生懸命頑張りました!是非観てくださいね!」とアピール。イベントの最中でも来場したファンや記者にまで気さくに話しかけ、フォトセッションでは二人がポーズを変えるたびにファンから歓声と拍手が沸き起こる。終始和やかで笑いの溢れるイベントとなった。
カンフーとヨガが出会うとき、伝説の秘宝がよみがえる!!
『カンフー・ヨガ』は、12月22日(金)よりお正月映画として全国ロードショー