東京都港区の六本木ヒルズアリーナにて 12 月 15 日公開映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のレッドカーペット・イベントが行われた。全人類が待ち望んだ、映画を超えた史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」。全米興行収入ランキング歴代 No.1 を記録し歴史に名を刻み、日本でも社会現象級の大ヒットとなった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の“その後”を描いた最新作の豪華キャスト・スタッフの来日とあって、六本木ヒルズアリーナは映画に公開を心待ちにしているファンたちで大熱狂となった。
「スター・ウォーズ」最新作の公開直前レッドカーペット・イベントとあって、会場は思い思いの格好をした熱狂的な「スター・ウォーズ」ファン約1000名と、多くののマスコミで埋め尽くされた。イベントの冒頭では、公開を待ちわびる日本各地区の番組レポーターたちがレッドカーペットを歩き、会場を圧倒し盛り上げた。レポーターたちが歩き終わると、「スター・ウォーズ」の人気キャラクター、ストームトルーパーとダース・ベイダーの“孫”、カイロ・レンが登場するや会場の空気は一変。ファースト・オーダーの不穏な気配が会場を包みこんだ。
その会場を一気に盛り上げたのは、最新作の鍵を握る伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、監督のライアン・ジョンソン、ハリウッドを代表するプロデューサーでありルーカス・フィルムの社長、キャスリーン・ケネディ、そしてダース・ベイダーの遺志を継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバーら4名のゲストたち。来日ゲストの一番手として、マーク・ハミルがレッドカーペット降り立つと会場は歓声とすさまじい熱気に包まれた。大の親日家であるマークは、ファンサービスで神対応を見せファンたちを魅了。会場の熱狂ぶりを肌で感じたマークは、その心境を「また日本に来ることができて嬉しいよ!」と興奮気味に語った。最後のゲストとして登場したアダム・ドライバーは全身黒色のスーツでビシッと決めてレッドカーペットに登場。189cm の高身長でスラリとしたスタイルのアダムを前にした女性ファンからは黄色い歓声があがった。
一昨年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ぶりの来日となるアダムだが、「『フォースの覚醒』のときは緊張したけど、今回は準備してきたから大丈夫だよ!フォンの皆にも楽しんで欲しいね。」と今回の来日イベントを存分に楽しんでいるようだった。レッドカーペット終盤のフォトセッションには急遽参加となったプロデューサーのラム・バーグマンも参加し、豪華 5 ショットも実現した。
キャストたちがカーペットを歩き終わった後、来日ゲスト4名、C-3PO、R2-D2、BB-8 が悪の軍団“ファースト・オーダー”の最高指導者のスノークの部屋をイメージした赤いステージに登場すると会場の興奮は最高潮に!監督は、「本作は SW ファンたちによって作られたスター・ウォーズ映画です。そんな映画をファンの皆さんがこうして心待ちにしてくださっていることは、最高の体験です。メイ・ザ・フォース・ビー・ウィズ・ユー!」とコメントし会場を更に盛り上げた。
キャスリーンは「コンバンハ、トウキョウ ダイスキ!」と日本語で挨拶し、「東京に来ることが出来て本当に嬉しいです。ありがとうございます。」と、スター・ウォーズファンたちにこうして日本でプレミアイベントを実施できる喜びと感謝の気持ちを伝えた。マーク・ハミルは「コンバンハ、ジャパン!!」と日本のファンの心を掴んだうえで「高校時代に過ごした日本は僕にとって第二の故郷ともいえる、本当に特別な場所。日本のファンも、どこのファンよりも熱心に支えてくださってありがとうございます。」というコメントで会場に集まったファンたちを沸かせた。
さらに、MC からの「ずっと孤島で独り身を潜めていたルーク・スカイウォーカーですが、かつてカイロ・レンを教えていたことに関係があるのでしょうか?」との質問に対し、マークは「あと一週間たらずで皆さんもこの作品をめぐる最大の“謎”を知ることになります!この 30 年間何をしていたのか、については来週のお楽しみです。」とコメントした。
また、今回の日本滞在中にしたいことを聞かれたアダムは「カラオケ。」と答え、悪役カイロ・レンの意外な素顔を垣間見せ、会場を沸かせた。ゲストたちの質疑応答後、会場内にスノークの声が響き渡ると、観客が持っていたペンライトも本作のテーマカラーでありスター・ウォーズの世界の暗黒面を訪仏とさせる“赤色”に光り出すサプライズ。最新作の“衝撃”が不穏な空気であることを予感させた。
イベントの終盤には、マークが日本語で「ショウゲキノ スター・ウォーズ!!」と本作のテーマを高らかに宣言!掛け声とともに、シリーズを象徴する“赤い”雪が六本木ヒルズアリーナにふりそそぎ、会場全体が最新作のテーマカラーである赤一色に染まった。この予期せぬ“衝撃的”な演出に、観客たちから驚きと歓声の声が挙がり、“衝撃”に包まれたままイベントは終了した。
レッドカーペット・イベント後には、TOHOシネマズ六本木ヒルズで特別上映会が行われ、その舞台挨拶に来日ゲスト4名が現れると、会場は熱気に包まれた。舞台挨拶後、通常の舞台挨拶であればゲストは退場するのだが、今回はゲストたち全員も最前列に並び、約 15 分の特別映像をファンたちとともに鑑賞。ファンたちにとって映画のキャストやスタッフとともに映画を鑑賞するという、まさに“特別”で“衝撃的”な上映会となった。