黒木華主演、大森立嗣監督作品 映画『日日是好日』製作決定 黒木華と初共演となる樹木希林!更に多部未華子が出演

黒木華主演、大森立嗣監督作品 映画『日日是好日』製作決定 黒木華と初共演となる樹木希林!更に多部未華子が出演
提供:シネマクエスト

2002年の発行以来、多くの読者の心を掴み続ける人気エッセイ『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(森下典子著・新潮文庫刊)が、大森立嗣監督により『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)として映画化されることが決定した。主演は大森立嗣監督作品に初の参加となる黒木華。『小さいおうち』(2014)で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞、『小さいおうち』、『母と暮せば』(2015)で二年連続の日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016)以来の単独主演となる。そして心躍る、名実共に日本最高峰の女優3人の初共演がここに実現する。

共演に、黒木華とは初共演となる樹木希林。『わが母の記』(2012)、『あん』(2015)、『海よりもまだ深く』(2016)、2018年には名優、山﨑努との共演作『モリのいる場所』の公開も控え、多くのファンが映画出演を心待ちにしている。本作で黒木華と樹木希林は、茶道教室の生徒と先生、弟子と師匠としての役柄を演じる。実力派として最高峰にいる二人によって紡ぎ出される、極上の世界に期待が高まる。

更に、こちらも黒木華と初共演となる多部未華子。映画『君に届け』(2010)、『あやしい彼女』(2016)、『続・深夜食堂』(2016)、ドラマ「ドS刑事」(2015)、「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」(2017)、舞台「わたしを離さないで」(2014)、「オーランドー」(2017)など、娯楽作品から文芸作品まで幅広い活躍をみせる。映画、ドラマ、演劇のファンそれぞれにとって、かげがえのない、待望の共演となる。

就職の話がチラホラ出始める頃の大学生、典子(黒木華)は、母親から「あんた、お茶、習ったら」と突然すすめられる。「え?なんで?」と意味がわからず困惑する典子。嫌々ながらも、従姉の美智子(多部未華子)から「ねぇ典ちゃん、一緒にやろうよ」と一押しされ、二人は共に、自宅近くにある茶道教室の先生を訪ねる。その先生は巷で「タダモノじゃない」と噂の、武田のおばさん(樹木希林)だった……。

就職につまずき、失恋や大切な人の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。季節を五感で味わう歓び。そして「いま、生きている!」その実感に迫る、感動のドラマがここに誕生する。

原作『日日是好日 —「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』は著者・森下典子が街の茶道教室に通い続けた約25年に渡る日々を綴ったエッセイ。文庫本の解説で、人間国宝の柳家小三治氏が「感動の読了だった。この感動を誰かに伝えたい。いても立ってもいられなくなった」との思いから近くの書店に飛んで行き、[茶道・華道コーナー]で見つけた平積みの本書を「ここにあるべき本じゃないんだよこの本は。(~中略~)いや、ここにも一冊ぐらい置いてもいいけど、とに角ここじゃないんだよ。」と綴るように、茶道の素晴らしさを描くことは当然ながら、多くの読者にとってかけがえのない、人生のバイブルとなっている。

監督・脚本は大森立嗣。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(2010)で日本映画監督協会新人賞、『ぼっちゃん』(2013)で日本映画プロフェッショナル大賞作品賞、『さよなら渓谷』(2013)で第35回モスクワ映画祭審査員特別賞を受賞。『まほろ駅前多田便利軒』(2011)、『まほろ駅前狂騒曲』(2014)、『セトウツミ』(2016)、『光』(2017)と、様々なアプローチで人間の感情を映し出そうとする監督、大森立嗣が新たに挑む、登場人物の大半が女性の映画となる。

原作の森下典子は「週刊朝日」で連載されていた人気コラム「デキコトロジー」の取材記者として活躍、その体験をまとめた『典奴どすえ』(角川文庫刊)が賀来千香子主演で「典奴どすえ!」(1987)としてドラマ化もされた人気エッセイスト。自身の前世を追った『前世への冒険—ルネサンスの天才彫刻家を追って』(光文社・知恵の森文庫刊)は杏主演で「フィレンツェ・ラビリンス~15世紀の私を探して」(2011)としてドラマ化。『日日是好日』が初めての映画化であり、本作では著者自ら撮影スタッフの一員として、茶道関連のアドバイザーを担当する。 映画『日日是好日』は2017年11月にクランクイン/2018年、全国ロードショー!

最終更新日
2017-10-30 12:00:40
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シネマクエスト(引用元

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