高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争という衝撃的なストーリーを描き、まさに全世界震撼の大反響を呼んだ『猿の惑星』シリーズ。地球の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりが、ついにクライマックスを迎える最新作『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』がいよいよ本日より公開となった。全米では、『創世記(ジェネシス)』『新世紀(ライジング)』に続いて、3作連続初登場第1位を記録し、さらに全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも、93%(10/11付)という高評価を得ている。この度、パフォーマンス・キャプチャーの第一人者アンディ・サーキスが、赤ちゃんから、リーダーとして最後の決断をするまでを演じたシーザーへの思いを明かしたインタビュー映像が到着した。
サーキスが自分の顔を消し、最悪の困難に直面したシーザーになりきる様を見た製作陣は、彼が様々な、相反する感情を本能的なレベルで表現したことに驚愕した。製作のピーター・チャーニンは「アンディはこのシリーズの核だ。彼は初めから猿を演じる時にわざとらしく見える危険があることを知っていたから、撮影初日からはっきりとした真剣味を見せた。常に猿の行動や顔の表情の研究を続けてきたおかげで、彼は今回、シーザーに3作品の頂点となる威厳をもたらすことができた。アンディはほとんどシェイクスピア俳優に匹敵する演技を見せ、作品の感情的なパワーを生むうえでとても大きな役を担っている」と絶賛する。到着した映像でもサーキスは、「本作は、シーザーにとって特別だ。人との戦争だけでなく彼の中にある戦争、つまり、内なる葛藤も描かれている。映画冒頭の出来事をきかっけに彼の中で地獄のような苦悩が始まる。復讐心を抱かざるを得ないような出来事だ。苦悩の過程で生まれて初めて彼は人に共感できなくなる。これまでとは全く違うシーザーが見られる。私も俳優としての新境地だった」とチャーニンの言葉を裏付けるように述懐する。
「アンディ・サーキスには目を奪われる」(COMMINGSOON.NET)、「サーキスはまたもシーザー役で、正当な怒りに始まり、多くの戦闘を経たための憔悴にいたるまでの、豊かな感情の起伏を表現した」(The Salt Lake Tribune)などと絶賛されているサーキスの演技だが、「アンディは常に私を驚かせる。1人の観客となって、彼の演技に見入ってしまうんだ。忘れられない体験だ」と生の演技に触れているマット・リーヴス監督も、前作よりタッグを組んでいるにも関わらず称賛を惜しまない。当の本人は「早く観客に観てもらいたい。私は3部作の中で本作が最高だと思う。心揺さぶられる感動作で果てしなく規模が大きい」とクライマックスを迎える本作についての自信の程を明かす。
いよいよ、地球は猿の惑星へ。猿の本能と人間の心を併せ持つシーザーの複雑な感情を追及し、リーダーとしての最後の決断を体現したサーキスの心揺さぶる名演技により、誰も知らなかったクライマックスが遂に明かされる。
映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』インタビュー映像アンディ・サーキス
https://youtu.be/cB7OkuPa2js