『トイ・ストーリー』シリーズではおもちゃの世界を、『モンスターズ・インク』シリーズではモンスターの世界を描き、「もし~だったら」という身近にあるのに誰も観たことがない世界を舞台に数々の感動的な物語を生み出してきたディズニー/ピクサー。最新作は、陽気でカラフルな“死者の世界”を舞台にした大冒険──『リメンバー・ミー』。世界中を感動で包み込んだアカデミー賞2 部門受賞の傑作『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督の新作とあって期待が髙まる中、『リメンバー・ミー』と同時上映となる作品が、短編ではなく『アナと雪の女王』の22 分の新作であることが発表された。邦題は、『アナと雪の女王/家族の思い出』に決定。日本のために作られたオリジナルポスタービジュアルも初解禁された。
「家族」というテーマが共通のこの2 作品は、11 月22 日の全米でも同時上映であることが発表されている。両作品のチーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ラセターは日本に向けて「皆さまに、2つの新作をお届けします。1作は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオがお送りする『アナと雪の女王/家族の思い出』です。『アナと雪の女王』の愛すべきキャラクターたち、アナ、エルサ、そしてオラフが再び、大スクリーンに戻ってきます。もう1作は、ピクサー・アニメーション・スタジオがお送りする『リメンバー・ミー』です。「家族」というとても大切なテーマをこの2 作を通じて、日本の皆さまにも「家族の絆」と「家族の大切さ」を感じていただきたいです。この2作品をどうぞご家族や愛する人と一緒に、映画館で大いに楽しんでください。ドウモアリガトウゴザイマス。」とコメントを寄せている。
『アナと雪の女王』は、日本での国内動員2000 万人超え/洋画アニメーション史上歴代No.1を記録するなど、日本中に“アナ雪”という名の社会現象を巻き起こした、ディズニー・アニメーションの金字塔。4年の時を経て、日本中が待ちわびた最新作が、『リメンバー・ミー』の同時上映作品として劇場公開となる。今回、新コスチュームを着ているエルサとアナの姿も描かれている日本オリジナルのポスタービジュアルでは、雪だるまのオラフやトナカイのスヴェンなど人気キャラクターたちも再結集している。魔法でオラフとスヴェンを包み込むエルサと、それを見守るアナ──2人の姿から、前作で“真実の愛”を見つけた姉妹たちが、どんな物語をみせてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。
一方、ピクサーが初めて“音楽”をフィーチャーした作品として話題を呼んでいる『リメンバー・ミー』は、『トイ・ストーリー3』で世界中の観客を感涙させたリー・アンクリッチ監督が次はどんな驚きを用意してくるのかに期待が高まる。主人公は、音楽が大好きなギターの天才少年ミゲル。過去の悲しい出来事がきっかけで彼の一族には「音楽禁止」の厳しい掟があり、ギターを弾くどころか、家で音楽を聞くこともできない。大切な家族か、ミュージシャンになる夢を目指すか悩むミゲルは、伝説のミュージシャン:デラクルスの霊廟に飾られたギターを手に、先祖が家族に会いにくるという“死者の日”に開催される音楽コンテストに出る決意をする。ある出来事により、夢のように美しく、テーマパークのような“死者の国”に迷い込んでしまったミゲル。彼に手を差し伸べたのは、正体不明の謎のガイコツ、ヘクターだった。二人はミゲルの一族に隠された驚くべき<秘密>の存在に気づき冒険を始める。すべての謎を解く鍵は、デラクルスの美しいバラード“リメンバー・ミー”に隠されていた…。
ディズニーとピクサーの“家族の絆の物語”を“最高の音楽”で綴る新作同士のタッグとあって感動と興奮も2 倍となるのは必至。公開まで待ちきれないファンが続出するのは間違いなさそうだ。映画『リメンバー・ミー』と『アナと雪の女王/家族の思い出』は2018年3月16日(金)に全国同時公開となる。
リメンバー・ミー(2017)
ギターの天才少年ミゲル(...