『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』など、エッジの効いたコメディセンスとヴィジュアル・テクニック、そしてさまざまな映画の引用で、世界中のファンから愛されているエドガー・ライト。イギリス出身の彼が、本格的ハリウッド長編映画デビューを果たし脚本・監督を務めた最新作『ベイビー・ドライバー』が8月19日(土)より公開となる。日本公開に先立ち、本作でもっともエキサイティングな冒頭6分間のノーカット映像が、8月11日(祝・金)公開『スパイダーマン:ホームカミング』の上映前に、ティ・ジョイ系列劇場※のスクリーンにて限定解禁されることが決定した。
今回解禁されるのは、本作の主人公“ベイビー”を演じるアンセル・エルゴートが、組織の“逃し屋”として、警察の追っ手からアトランタの街中を逃走するアバンタイトルのノンストップ・カーチェイスシーン。“ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン”の人気楽曲「ベルボトムズ」の全曲にノって展開される。まずは車中で待機するベイビーにゆったりとした曲調が重なり、銀行襲撃後の仲間が車に乗り込むところから、ギア・シフトチェンジとともに排気音がとどろき、曲もアップテンポに転調、数10台のパトカーに追われる怒涛のハイスピード・カーチェイスのサスペンスを盛り上げる。
ライト監督が、「『ベイビー・ドライバー』のアイデアは『ベルボトムズ』を流してカー・チェイスシーンを撮りたいと考えたのが始まり」と言うとおり、この冒頭シーンは本作の真髄となっており、ワイパーの動き、ヘアピーンターン、クラッシュまで、まるでミュージカルの振り付けのように、音楽にシンクロしていく。そして、その後、展開される何げない街中を歩くシーンや、ガンファイトシーン、ほほえましいラブシーン、クライマックスのアクションまで、監督自らがシナリオ執筆前に厳選した30曲が映像と一体となり、映画全編を通して観客をアドレナリン・フルスロットルの興奮に包む。アクション・ミュージカルとでも呼ぶべき新ジャンルの快作誕生の記念的シーンを、ぜひ劇場で一足早く目撃しよう。
ティ・ジョイ系列劇場※
新宿バルト9(※1)、T・ジョイPRINCE品川(※2)、T・ジョイSEIBU大泉(※2)、横浜ブルク13(※3)、T・ジョイ蘇我、T・ジョイ新潟万代、T・ジョイ長岡、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、広島バルト11(※1)、T・ジョイ出雲、T・ジョイ博多、T・ジョイ久留米、T・ジョイパークプレイス大分、鹿児島ミッテ10(※4)
※1 TOHOシネマズ(株)との共同経営
※2 (株)プリンスホテルとの共同運営
※3 (株)松竹マルチプレックスシアターズ、(株)東急レクリエーションとの共同経営
※4 有楽興行(株)との共同経営