心を揺さぶる感動作として大ヒットを記録した、劇場版オリジナルアニメ『心が叫びたがってるんだ。』(通称:“ここさけ”)の実写映画『心が叫びたがってるんだ。』が7月22日(土)より全国公開となる。主演・中島健人、ヒロイン・芳根京子、石井杏奈、寛一郎という今、最も旬な俳優が集結。目の前にいる大切な人に好きと言えない若者たちが素直な気持ちを伝えていく物語。この夏、爽やかな感動が日本中を包み込む、青春共感ラブストーリーだ。7月11日(火)埼玉西武ライオンズ VS 千葉ロッテマリーンズ(メットライフドーム)の始球式に、埼玉県の秩父を舞台にした本作より、仁藤菜月役の石井杏奈が登場した。
埼玉県の秩父を舞台にした実写試写映画『心が叫びたがってるんだ。』より、仁藤菜月役の石井杏奈が始球式に登場!メットライフドームに大歓声が響き渡る中、「NATSUKI 7.22」のオリジナルユニフォームでマウンドへあがった。
初めての始球式ということもあり緊張した面持ちの石井だったが、7月11日が19歳の誕生日であることがアナウンスで告げられるとにっこりと笑顔。観客も拍手と歓声で誕生日を祝福した。引きしまった表情の石井は伸びやかな投球フォームで大きく右腕を振り抜くと、ボールはツーバウンドしてキャッチャーミットへ。温かい拍手が球場を包み込んだ。
――始球式を終えられて感想はいかがですか。
「残念ながらノーバウンドでは届かなかったです。実は過去にソフトボール部の役をやらせていただいたり、弟が野球部なのでよくキャッチボールをしていたので、投げる前はちょっとだけ自信があったんです。昨日も弟に会ったら、アドバイスをもらいました。肘から投げるんだよって(笑)。でも、球場に入ってからマウンドとユニフォームを見たときに実感が湧いてきて、緊張してしまいました。球場の裏で練習をしていたんですが、18メートルの距離が届かなくて。それで一気に緊張が高まりましたね」
――リラックスすれば、もっと上手に投げられたかもしれませんね。
「実は弟が球場に来ていたんです。あとで感想がもらえるかもしれません」
――メットライフドームは『ここさけ』の聖地のひとつ。アニメ版の声優さんも始球式を行った場所です。
「今回は仁藤菜月として投げさせていただいたんです。『ここさけ』に関わっていたからこそできた始球式だと思いますし、野球を好きなみなさんにも『ここさけ』を見ていただけたらなと思いながら挑みました。『ここさけ』がもっと広がればいいなと思います」
――この始球式で『ここさけ』を知った方々に、作品の見どころをお伝えください。
「4人の登場人物の青春物語です。観た方はきっと4人の誰かに感情移入できると思います。勇気を出してみよう、自分の殻を破ってみようと私も感じることができました。いろいろな人の背中を押す作品になれば良いなと思っています」
――菜月の投球シーンは……本編でありましたか?
「残念ながら投球シーンはないんですが(笑)、ミュージカルをやったり、歌ったりしています。ぜひ、そこも観ていただきたいです!」
――そして本日は19歳の誕生日ですね。おめでとうございます。19歳になっての意気込みをお願いします。
「19歳は……仁藤菜月みたいな女性になりたいです!高校生なのに大人っぽいですし、正義感もあって、まわりからも愛される女の子で、私自身も憧れています。こんなふうに誕生日を過ごせるなんて思ってもいませんでしたし、何年経っても忘れない19歳の誕生日になりました」