マーベル映画最新作、“最後”のウルヴァリンをヒュー・ジャックマンが演じる『LOGAN/ローガン』が6月1日(木)に日本公開となる。日本公開に先駆け全米では3月3日に公開され、3日間で8530万ドル(約97億円)を記録、全世界では6億ドル(約650億円)を突破。「ウルヴァリン」シリーズの中でもNo.1を記録(BoxofficeMojo調べ)した。世界中から絶賛の声が止まず、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも、92%(5/24付)という高評価を維持し続けていることからも作品の質の高さが立証されている。
そして5/24(水)、ヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールド監督が来日し、六本木ヒルズアリーナにてレッドカーペットイベントを実施した!これまで沢山の来日を重ね、日本好きを公言してきたジャックマン。決して、その場だけのリップサービスではなく、自身のSNSで来日することを発表したり、20日には「See you soon Japan!」と投稿したり親日家ぶりは本物だ。前作『X-MEN:フューチャー&パスト』のPRで来日では「最高の国を最後にとっておいたんだよ、ジャパン」と明かしたが、本作でも世界で最後のプロモーションツアーとなり、まさにキャラクターからの卒業の地としてピッタリだ。今回の来日がウルヴァリンとしては最後の来日となるジャックマンを一目観ようと会場には800名のファン、ムービーカメラ40台、スチールカメラ70台のマスコミが詰め掛けた。
ジャックマンとマンゴールド監督が登場すると会場は一気にヒートアップ!ジャックマン「コンバンワ。アリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶すると続けて監督も「日本のファンを見るとウルヴァリンがどれだけ大切なキャラクターかを改めて感じます。世界で最後のプロモーションの地で共有できるのが嬉しい」と日本のファンの歓迎に驚かされたな様子。そして、「実は、2000年に「X-メン」のプロモーションの初めての地が日本でした。17年かけて演じたキャラクターのプロモーションの最後を日本で迎えるのはふさわしい」と明かした。「1週間前に17歳になった息子が当時、生後3カ月でにっこりほほ笑んだのも日本でした」と日本が作品だけでなく、家族にとっても特別な地であることを語った。
そして、ローガンのこれまでの軌跡と感動を与えてくれたその功績を称え、ジャックマンと監督の手形を刻むセレモニーを実施。「爪もつけておけば良かったな」と冗談を交えて会場を湧かせた。これは、~28日(日)の期間限定で、六本木ヒルズの大屋根プラザにて実施中の“ローガン展”で飾られるという。続けて、特別に選ばれたファン1名から「ウルヴァリンを17年間演じてきて、一番の思い出は何でしょうか?苦しかったことと楽しかったことの両方を教えてください」と直々に質問を受けると「苦しかったのも、楽しかったのもやりがいがあったのも『ローガン』です。4年前、前作の撮影から3か月後からずっと考えていた作品です。私が口出しし過ぎたので、監督はイラっとしたかもしれませんが(笑)」と本作への想いを懐述。
そんな彼に、かねてより “サンキューローガン”キャンペーンと題し、この日に向けて日本全国からメッセージ映像を集めており、それをまとめた映像をヒューの前でサプライズでお披露目!ジャックマンは「ドウモアリガトウ!」と喜びを隠し切れない。最後に会場に集まったファンから、大きな「サンキュー!ローガン!」の大合唱で日本のローガン愛を示し、感動覚めやらぬ中、イベントは幕を閉じた。