日時:5月17日(水)
会場:イイノホール
登壇者:滝沢秀明、有岡大貴、門脇麦、清水崇監督
『呪怨』シリーズをはじめ数々のヒット作を生み出した清水崇監督が、本作が映画初主演となる滝沢秀明とともに完全オリジナルストーリーでおくる最新作『こどもつかい』。本作は、“こどもつかい”という謎の男が、7人のこどもの霊を操り、こどもに怨まれたオトナの命を次々に奪っていくという、ホラーエンターテインメント!映画の公開に先駆け、キャスト、スタッフが登壇するスペシャルイベントが行われた。
イベントでは、滝沢秀明×清水崇監督が仕掛ける極上のホラーエンターテインメントを、お客さんにいち早く味わっていただくため、劇場を利用したサプライズを実施!500人以上の客席は大満席。MCが登壇して間も無く、舞台のスクリーン画面にノイズがはしる。動揺する客席。そして、動揺しながらも進行を進めるMC。そして顔に白塗りをしたこどもが登壇?!客席から一気に「きゃー!!!!!!」という悲鳴が。まさに、会場がお化け屋敷に変貌!!慌てるMCが「何かの不具合でしょうか、確認してまいります」と舞台から消えた途端、会場が暗転。そして…スクリーンには、なんと!「こどもつかい」の本編映像の冒頭部分がサプライズで上映!キャストやこどもたちが登場するシーンには、激しく悲鳴が上がり、時には笑いも散りばめる数分。映像が終わり、暗転した会場にはスモーグが飛び出し、会場は大変な盛り上がりのまま!そして、赤いライトの先にはキャストと監督が現れ、ついに、舞台へ登壇!
会場すべての人が驚かされ、まるで、お化け屋敷のようなスペシャルイベントのオープニング演出については「いろんな意味のきゃーがすごく嬉しかったです。大変だな…と(笑)でも、ホラー映画なので、嬉しいです。」とワクワクな気持ちを伝える滝沢秀明。本作では、こどもの霊を操り、悪いオトナの命を奪う謎の男“こどもつかい”を演じられ「初めての映画の主演で、ホラー映画ということも初めて。自分の中で初めてづくしで、挑戦できた作品です。」と挨拶した。
続いて、地方新聞の新人記者役で、次々と起こる不審死事件の謎を追ううちに“こどもの呪い”の核心に迫っていく江崎駿也を演じた有岡大貴。「有岡です。」と挨拶をした途端、会場に歓声が上がり「名前を言っただけですよ!」とツッコミを入れる滝沢。テレデレの表情で「みなさんの悲鳴を聞いて気持ちよかったです。」と述べ「小学生の時、『呪怨』をみて、こんな怖い映画を作る人は誰だろう…!と、清水監督の名前を覚えていました。その清水監督の作品に出演することになって、感慨深いです。みる前とみる後の印象が違う作品なので、ぜひ、(ホラーが怖い方でも)勇気をもって友達を誘ってみにきてください」と本作への意気込みを語った。
そして、駿也の恋人で、ふとしたことからこどもに怨まれ、こどもつかいと、こどもの霊に翻弄される原田尚美を演じられた門脇麦は「ホラー映画は苦手だったので、清水監督の作品でみた作品は『魔女の宅急便』のみでした。」とホラー映画に出演した率直な気持ちを述べ「本作は、(ホラー映画だが)ファンタジーもあり、物語も面白いし、最後はちょっぴり切ない部分もある。怖い時は、こういうふうに(目を細めに)してみてください」と、ホラー映画が苦手な方へのアドバイスを。最後に本作のメガホンをとった、清水崇監督からは「こんなに女性が多いイベントは久しぶり。滝沢さんと同様、私も初めてづくしのことが多く、ジャニーズさんとの作品も初めてで…やっと、初のお披露目を迎えて嬉しいです」と緊張気味に挨拶した。
次に、本作との出会いについて滝沢は「映画初主演で、最初オファーがあった時、ホラー?!と驚きました。(笑)非常にびっくりでしたね。でも、清水監督とご一緒であれば!とやる気が一段と上がりました。ホラーをみるのは好きですが、今回は驚かせる側だったので、みなさんの反応も楽しみです」と本作への熱い意気込みを。本作では、初めての特殊メイクをして役作りに励んでいたことに対し「時にはキメ台詞を入れたりしましたが、ビジュアルなど、基本監督に身を任せました」と監督との信頼関係を覗かせる場面も。続いて有岡は「最初、小学生の時『呪怨』のトラウマを植え付けた清水監督との作品だったので、面白いことができるんじゃないか!とワクワクしてました」と本作との出会いを語るが、「うそじゃないか!」という滝沢のツッコミが。そして「あ、こども役ですよね?」と清水監督からのツッコミが続くと「違います!」反論する有岡。会場の爆笑が起こり、一気にヒートアップ!
現場でのコミュニケーションについて「現場で滝沢くんと仲良くなるんじゃないか、期待していましたが、現場に行くとこどもつかいがいて、不気味で近寄れなかったです」と述べたとたん「ただの人見知りじゃないか!今、言い訳中です、現場でひとこともしゃべらなかったです(笑)」と滝沢のツッコミで会場が盛り上がり「オーラがあったので、怖かったです」との有岡の話に滝沢は「僕はずっとまっていたんだ」と答え、さらに門脇から「私も(最初は)話しかけづらかったです。でも、人見知りですよね…?」と声をあげると「人見知りかも…と、今、現在、自覚しつつあります」とコメント。そこに清水監督からは「クランクイン当初、人見知りで話せないから、恋人役なのにどうしよう…って、麦さんがずっと質問詰めにしてたもんね?」と話し「まるで、インタビューやるように、好きな食べ物はなんですか?みたいな(笑)でも、一言で終わるんです。会話が(笑)」とツッコミまみれの有岡に「ツメタイ!」というコメントを投げる滝沢。そして最後のパンチで、「久しぶりに今日会えたのですが、有岡さん敬語で…」と声をあげる門脇。(会場は爆笑!)有岡は「みなさんに気を使わせてしまい申し訳ないです。」とコメントを述べ、人見知りだった有岡のおかげで(?)生まれた不思議な現場の様子を楽しく語った。
「最初、滝沢さんで、映画初主演の作品が僕のホラー映画でいいんですか?という驚きを感じていました」と述べた清水監督は、「最初、どんなキャラクターに仕上げるか、いろいろ悩みはありましたが、滝沢さんが監督に身を任せます、と言ってくれたので、すごくありがたかったです」と本作との出会いを述べ、若さを生かせる新人記者の駿也、内面に何かを抱えている尚美、そして、何者かわからないが、存在感のあるこどもつかい、この3人のキャラクターと最後には少し切なさもあるホラー映画をぜひ楽しんでほしい」と本作への意気込み、魅力を語った。最後に、こどものお面をかぶった観客との非常に不気味な(?)フォトセッションを済ました滝沢は「暑い夏の撮影を、みんなで頑張っていました。有岡もこども役、頑張りました(会場に大爆笑が)6月になりましたら、ぜひ、映画館に足を運んでください。」と、これから作品をみる観客に熱いメッセージを寄せ、会場の全員が驚き、びっくり、笑い、感情のジェットコースターのような「こどもつかい」スペシャルイベントは、歓声に包まれる中、幕を閉じた。