日時:4月15日(土)
登壇者:中川大志、平祐奈、千葉雄大、高杉真宙、池田エライザ、岡崎紗絵、古澤健監督
ダウンロード数世界累計2,400万を突破し、16歳~19歳の約4人に1人が利用している(※comico調べ)という超人気マンガアプリ「comico」で絶賛連載中の人気No.1作品「ReLIFE(リライフ)」がついに映画化!『ReLIFE リライフ』として4月15日(土)より公開となった。公開を記念して、豪華フルキャストが登壇する初日舞台挨拶イベントが行われた。
満席に埋め尽くされた会場にキャスト6人が登壇。そして、平が急に中川に向けて「す、すみません…そこ、私の立ち位置ですけど…」とコメント。「あ、あ、初日で緊張しちゃって…」と位置替えをするハプニング?!劇中、中川演じる若返りした高校生の海崎が、初登校し、間違って平演じる日代の席に座っていたあの名シーンを再現したのだろう、会場に大きな笑いが起こり、あたたかい雰囲気で舞台挨拶が始まった。
初日を祝してSNSで募集した数々の質問から選ばれた<本作では心に響くメッセージがたくさん出てくるが、映画のセリフの中で一番自分に響いた言葉とは?>という質問に対して、中川は池田エライザ演じる狩生との保健室のシーン《頑張ることを諦めるな》というセリフをあげ、「狩生に向けて言っているけど、僕自身に言っているような気持ちがして刺さりました」と回答。それに「あの時の現場、とても良かったですね、すごく、かっこよかったです。濃く残ってます(笑)」と撮影現場を思い浮かべ微笑む池田。
平は、後半、海崎と二人きりになったバス停のシーンで《みんなと出会えてよかった》というセリフを選び、「実際撮影も後半で、私自身もキャストのみなさんと出会えてよかったなと思ったので、心に響きました」とうるうるした表情で答えた。
大神役の高杉は「みんな、すごく(撮影現場で)キラキラしていて、なんだか浄化している気持ちになった(笑)」と懐かしむ気持ちを伝え、劇中では海崎が夜明に言っていた《みんなと一緒に大人になりたかったな》というセリフを選び、「(その姿をみていて)泣きたくなった。」と照れながら回答。
夜明役の千葉は「海崎がずっと言っていた《今を大切に》」をあげながら、国宝級イケメン中川を褒め、池田は「最初、台本をいただいた時ですが、保健室で《頑張っても頑張っても結果がないと意味がない》というセリフをみて大事な言葉だな、と印象に残ってます」と誰でも共感できるセリフへの気持ちを伝えた。
岡崎は最後の卒業シーンをあげ「海崎が《お前ら、本当に最高だった》というシーンでジーンときました。最後という寂しい気持ちが芽生えてあったかいシーンになっているし、泣きました」と答え、古澤監督は「個人的には、みなさんが言っていた感動とはちょっと違いますが、食堂で海崎と夜明のシーンで《このドS》と千葉くんが舌をぺろっとした場面で萌えました(笑/会場にきゃ〜という歓声が!)自分の魅力、わかっているのかな?と思いました(笑)」というとまわりのキャストからは「千葉テクニック!」と千葉をいじりながら、微笑ましい光景が。
続いて<もし、誰かと入れ替わるなら、どの役になりたいか?>という質問には、”夜明役”が終始客観的にみている立場ということで、中川、高杉、岡崎が挙手!平は「海崎。私が演じた日代とは対照的な人で、明るく世話好きで、みんなを引っ張っていく役だったので、そういう役やってみたいです」と憧れの気持ちを伝え、池田は「役とは離れているけど、監督になりたい(笑)みんなが成長していく様を撮ることは、楽しそう」と告白。古澤監督は「一緒に現場ではしゃいでいた甲斐がありますね」とにこり。千葉は「高校時代、おとなしい感じでいたので、大神みたいに、弾けて人が付いてくる感じの役をやってみたいです」と答え、その姿をみていた高杉が照れると、キャストのいじりコメントで会場はヒートアップ!
日代が秘密を抱えているキャラクターということから、<キャストから「今だから言える秘密」とは?>という質問には、千葉から「山の上での撮影でしたが、トイレをすごく我慢していたシーンがありました。車を降りないという状況だったので…(笑)僕と海崎のシーンでしたが、すごく我慢しているのに(中川が)お腹を押してきましたね…」という衝撃な裏話が!それに対し「戦っていた千葉さんが面白くてつい…」と満面の笑顔で答える姿が。また、平から「内緒ですが、中川くんは、歯磨きに10分かかるらしいです!」とぽろっと告白。中川からは「歯を磨くことで1日が始まるし、集中力も高まるので…」と照れながら話すと「だからか、中川くんの歯、キレイですよね!」とフォローする姿も。また、池田からは「高杉くんとはふたりとも人見知りで、共演作が続いたのに前の現場でも本当に喋れなくて…」と二人の関係を明らかし「でも、リライフでは話かける勇気を出して、無事、仲良くやっていた…はず?」と高杉さんにふると「そうです」と照れながら頷いた。そして、岡崎からは、「後半、修学旅行で丘からみんなで走るシーンがありましたが、ちょっとだけ千葉さんを叩いたつもりが、スクリーンで改めてみると、(千葉さんが)端から端まで飛んでいました…すみません!」と回答。それに対し「カットせずにそのまま映し出してましたね(笑)」と監督の顔をちょろっとみる姿が。
そして、イベントはクライマックスに!「中身が27歳のニートで、見た目は17歳の高校生」という難しい役どころを見事に演じきった主演の中川さんに、キャスト、スタッフを代表して監督よりサプライズでメッセージが!!台本があがって27歳のニート姿を一緒に研究していた現場のお話や、ほかのキャストと監督がどういう付き合いをしていくか、関係を縮めるためのキーパーソンであったこと、そして、高杉と一緒だった最後のクランクアップ現場を振り返り「中川くん、ありがとう!また、いつか、映画作ろうな!大志!」と感謝の言葉を投げかけた。その姿を大きな深呼吸を何度もしながら「監督はこういうキャラではないので…なんか、恥ずかしいです…(笑)」と、涙を我慢し、うるうるとした中川。
最後は、キャストの「リライフ!」という掛け声に会場の観客が「最高!」と叫び、感動の渦につつまれた会場には拍手が起こり、大盛り上がりのイベントは終了となった。