「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンを主演に迎え、不朽のディズニー・アニメーション「美女と野獣」をディズニー自身が完全実写化。あらゆる予想や期待を超えた、100年語り継がれるエンターテイメントが誕生。3月17日(金)に全米公開され、オープニング3日間で興行成績190億円を超え、あの「ハリー・ポッター」シリーズ作品を凌ぐ記録的な成績で2017年公開作品NO.1の大ヒットスタートとなった本作。全世界興収は既に1,000億円を超える記録的な数字で大ヒット!『美女と野獣』は他作品を大きく引き離し2017年の世界興行収入トップとなっている。(1ドル=109円計算)(数字はすべてBOX OFFICE MOJO調べ)
4月21日(金)の日本公開に先立ち、4月12日(水)に【『美女と野獣』プレミアム吹替版上映会】が実施され、主人公ベルの吹替を担当する昆夏美と、野獣役を担当する山崎育三郎をはじめ、岩崎宏美(ポット夫人役)、村井國夫(モーリス役)、吉原光夫(ガストン役)、藤井隆(ル・フウ役)、小倉久寛(コグスワース役)、島田歌穂(プリュメット役)の豪華8名のキャストが登場、圧巻の歌声とパフォーマンスを披露した。
昆(ベル役)、山崎(野獣役)による「美女と野獣」日本版デュエットソングで煌びやかなショーがスタート!
会場には『美女と野獣』のプレミアム吹替版をいち早く鑑賞できる幸運な観客500名が集まり、その素晴らしい完成度に涙を流す姿も見られた。本編のエンドロールが終了すると、真っ赤なカーテンが開き、『美女と野獣』に登場するお城のボールルームをイメージした煌びやかなステージが登場!光輝くシャンデリアの下、美しい歌声と共に登場したのは、ベル風の黄色いドレスに身を包んだベル役の昆夏美。それに応えるように野獣役の山崎育三郎が登場し、「美女と野獣」日本版デュエットソングを観客の前で披露した。途中、昆と山崎が手を取り合い、劇中でベルと野獣が心を通わせるボールルームのシーンを再現すると、その美しさに会場中からため息がこぼれた。
吉原光夫(ガストン役)、藤井隆(ル・フウ役)による「強いぞ、ガストン」でステージが村の陽気な酒場に♪
続いて登場したのは、ベルに恋する力自慢のうぬぼれやで、本作の悪役<ヴィラン>であるガストンの吹替を担当する吉原光男と、ガストンを崇拝するお調子者ル・フウを担当する藤井隆。昆と山崎によるステージとはうってかわって、コーラスと共に劇中歌「強いぞ、ガストン」を力強く、そして高らかに熱唱。ボールルームを象ったステージが一変、村の酒場のような賑やかな雰囲気に変わった。
昆夏美と村井國夫(ベルの父 モーリス役)で家族の愛を歌い上げる「時は永遠に」
本編でベルと父モーリスが、ベルの亡き母を思い家族の愛を歌う「時は永遠に」。アラン・メンケンが実写版『美女と野獣』のために書きおろした新曲を昆夏美と村井國夫が寄り添いながら歌い上げた。
野獣がベルを想い切なく歌うソロ曲「ひそかな夢」を山崎育三郎が熱唱!
アラン・メンケン書おろしの新曲「ひそかな夢」は、ついにベルと心を通わせた野獣が、父親を心配するベルの思いを優先し、初めて自分以外の誰かのために行動をする思いを切なく、そして力強く歌い上げたバラード。そんな新曲をプレミアム吹替版キャストの山崎がステージで披露!ステージに設置された窓に、魔女の呪いをイメージしたバラの蔦が這う演出の中、愛を知った野獣の苦悩をスポットライトの中で山崎が情感たっぷりに歌い上げた。
岩崎宏美(ポット夫人役)、小倉久寛(コグスワース)、島田歌穂(プリュメット)が劇中歌「ひとりぼっちの晩餐会」で観客を華やかにおもてなし♪
山崎が「ひそかな夢」を切なく歌い上げると、今度は魔女の呪いで食器や家具に姿を変えられたお城の住人たちが登場!お城の厨房を取り仕切る世話好きの優しい料理番、ポット夫人役の岩崎宏美、時計に変えられた小言の多い執事コグスワース役の小倉久寛、そして羽箒に姿を変えられたダンス好きのセクシーなメイド役の島田歌穂が、アニメーション版でもおなじみの「ひとりぼっちの晩餐会」の歌を披露!3人の歌に合わせて昆、山崎、村井、吉原、藤井も登場し、ミラーボールが会場を照らすきらびやかな雰囲気の中、映画の世界に入り込んだような華やかなパフォーマンスを披露した。
最後は岩崎が歌うアカデミー賞受賞の名曲「美女と野獣」に合わせキャスト全員がダンスと歌を披露!
観客500人もキャンドルを点し、美しいボールルームとなった会場で感動のフィナーレ!
劇中のボールルームの象徴的なシーンと同じように、岩崎が美しい歌声で「美女と野獣」を歌い、昆、山崎、村井、吉原、藤井、小倉、島田がステージに登場。ミュージカル界を代表する本格派キャスト8名による圧巻の歌声が会場中に響き渡ると、観客500名が手に持つキャンドルに明かりがともり、会場中が一体となって映画の世界観を再現した。間奏では、岩崎を囲み昆と山崎をはじめキャスト全員で、本編にも登場するダンスを披露。ステージ上には劇中でも重要な役割を持つ「バラの花びら」が舞い、映画の世界をそのまま抜き出したような幻想的で美しい光景に涙を流す観客も多く見られた。本格派キャストによる、まるでミュージカルを1本見ているかのように豪華なステージは華やかに幕を閉じた。
昆夏美(ベル役)コメント
「私自身も小さいころから『美女と野獣』の大ファンで、今日ご覧いただいた皆様もアニメーションでは描かれていなかったところに新しい発見があったと思いますし、この実写版で初めて『美女と野獣』をご覧になった方は、その心温まるストーリーに感動されてこの実写版『美女と野獣』が大好きな作品になったかなと思います。ロンドンで初めて本編を鑑賞したときに、村井さん演じる父モーリスとベルの、「2人で生きてきたからこそお互いのことを理解している関係」に第一回目の涙を流しましたし、私が一番大好きなボールルームのシーンも、実写版では特に細かく描かれていて、今日の会場のようにお城全体がベルと野獣の愛を祝福している美しいシーンに仕上がっています。今日プレミアム吹替え版キャストの皆さんとそれぞれのシーンを舞台で再現して、改めて『美女と野獣』は色々なジャンルの音楽が集まったエンターテインメント作品だと感じました。是非、10回、20回見ていただきたいです!」
山崎育三郎(野獣役)コメント
「今回が日本で初めてプレミアム吹替版をご覧いただける機会でしたが、いかがでしたでしょうか?初めてロンドンで鑑賞した時に、劇場内はミュージカルの舞台を見ているような雰囲気で、曲が終わる度に拍手が起こっていました。今日はどうでしたか?(笑)僕が演じた野獣は魔女の呪いで醜い姿に変えられてから、クライマックスにかけてだんだん声質が王子に変わっていったのですが気づきましたでしょうか?また、今日歌わせていただいた劇中歌「ひそかな夢」はアラン・メンケンさんが本作のために書きおろした新曲で、初めて聴いた時はこんな美しいメロディーがあるのかと感動しましたし、今日も心を込めて歌いました。ボールルームでダンスを終えたベルと野獣は、誰が見ても心が通じ合っていて、これまで自分勝手に生きてきた野獣が初めて他人を気遣い、ベルの思いを受け入れる彼の心の変化を表現しています。アニメーション版も大好きですが、野獣を愛おしく思ったのは初めてで、公開を待つ皆さんにも野獣のキャラクターに注目して頂きたいです。」
岩崎宏美(ポット夫人役)コメント
「舞台は慣れているはずなのにとても緊張してしまいました。映画の本編は拝見していますが、プレミアム吹替版が絶対おすすめです!字幕版も勿論素晴らしいのですが、字幕の文字数制限に関係なく色々な声を出して抑揚をつけながら表現しましたので、きっと新しい発見もあるのではと思います。ストーリーも、ベルと野獣の関係を見て、「本当に愛し合っているんだな…」「二人は本当の愛を見つけたんだな」と涙してしまいました。本当に素晴らしい作品ですので私も沢山の方に宣伝します。口コミが大事です!」
村井國夫(モーリス役)コメント
「私は今舞台の最中でリハーサルに参加できなかったのですが、一緒にステージに立つ昆ちゃんと育三郎くんに教えてもらいながら今日とても楽しく歌わせていただきました。『美女と野獣』は愛というものを考えさせられる素晴らしい作品です。私の演じたモーリスは母を亡くしたベルに、母親の分の愛情も注ぎながら接しているのですが、その関係性はやはりアニメーションではなく人間のドラマとして表現されています。モーリスは、私がとても大好きな俳優さんが演じているので吹替えを担当させていただくことが決まり光栄でしたが、私の声があまりにも良すぎるので、モーリスの役柄に合うのか心配でした…今のはツッコむところだよ(笑)普段は僕自身、字幕版の映画を見るのですが、是非プレミアム吹替版も見ていただきたいです!」
吉原光夫(ガストン役)コメント
「今日のイベントは、普段舞台に立っている僕でも緊張するぐらい盛りだくさんでしたが、うまくいったんじゃないでしょうか(会場から盛大な拍手)。僕は吹替え自体が初めてで、想像以上に難しくてこれは技術職だと感じましたね。また普段はあまり映画を吹替えで見ないのですが、情報が耳から入ってきて映像に集中しやすく、すごく見やすいなと思いました。公開されたら字幕、吹替え…とぜひ何度でも楽しんでください。映画では、(山崎)育三郎演じる野獣の歌声が王子らしく変わっていくのが印象的でした。本当に切なくて、野獣に感情移入して泣いたね!ガストンとしては、ベル役の昆夏美にフラれるのが、悔しくもあり嬉しくもありました。」
藤井隆(ル・フウ役)コメント
「今日はすごく緊張しましたが、ガストン役の吉原さんが踊るときに「顔」でひそかに助けてくださって、かっこよくて感動しました!すごく素敵なガストンだなと思いました。今日映画をご覧いただいたみなさんにも、これからもぜひ『美女と野獣』を応援してほしいと思います。映画ではやっぱり、「強いぞ、ガストン」を歌うシーンが印象的でした。ガストンが楽しそうにしているのをル・フウが見守りながら歌う姿が好きなんですが、要所要所でみんなに小銭を配っているル・フウもすごく好きです!」
小倉久寛(コグスワース役)コメント
「この役に決まったときはすごく嬉しかったのですが、収録を終え後は公開を待つばかり…と思ったら、こんなにたくさんのお客様の前でイベントがあるとは思わず、とても緊張しました。それでもなんとかやらせていただきました!楽しんでいただけましたら嬉しいです。映画で印象的なシーンは、やっぱりベルをみんなでもてなす「ひとりぼっちの晩餐会」の場面が豪華で最高でしたね。ベルが野獣を看病しながら二人で口喧嘩かするところも、胸がきゅーんとしますね。この映画のように「人は見かけではないんだ」と思うと僕も嬉しいですし、これからイケメンブームに変わって、野獣ブームが来ると良いなと思います!」
島田歌穂(プリュメット役)コメント
「今回、本当に大好きな『美女と野獣』の実写版で吹替をやらせていただきました。あまりに素晴らしい映像に、収録のときも瞬間瞬間で感動と発見がたくさんあって、幸せいっぱいでした。いよいよ公開か近づいたんだと思うとわくわくしますが、今日はまるで映画から飛び出して、もうひとつの新しい舞台版の『美女と野獣』のステージに立たせていただいたようで、本当にめくるめく幸せな時間でした。映画の中ですごく心に残っているのは、ケガをした野獣をベルが看病するシーンで、お城の住人たちが野獣をやさしく見守るところ。(今は呪いにかかっているが)昔は素敵な時代だったんだよ、いつか必ずみんなであの頃に戻れるよ、という思いが伝わってきて、歌いながらうるうるしてしまいました。ほかにもこの映画の繊細で美しい映像、そして楽曲の素晴らしさが、ひとりでも多くの人に届くようにと願っています。」