マーベル映画最新作、“最後”のウルヴァリンをヒュー・ジャックマンが全身全霊で演じる『LOGAN/ローガン』が6月1日(木)に公開となる。日本公開に先駆け、全米では3月3日に公開され、3日間で8530万ドル(約97億円)を記録、全世界では5億8000万ドル(約645億円)を突破し、「ウルヴァリン」シリーズの中でもNo.1を記録。 “アメコミ映画初”となるベルリン映画祭での上映後にスタンディングオベーションが起きたことや、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも、92%という高評価を維持し続けていることからも、作品の質の高さが立証されている(いずれも数字は4/11付)。
この度、物語の鍵を握る少女ローラの日本語吹替え版声優を務める鈴木梨央と、ローガンの吹き替えを長年務めてきた山路和弘を迎えてのアフレコ&キャンペーン大使就任イベントが新宿村スタジオにて実施された。
鈴木梨央はワイルドな革のジャケットにブーツ姿で、いつもの可愛いらしいイメージから一変、クールなかっこいい姿で登場。鈴木が吹き替えを担当するのは、ダフネ・キーン演じるローラというキャラクター。本作の重要なカギを握る謎めいた少女の吹き替えをするにあたり、鈴木は「ヒュー・ジャックマンさんが最後に演じる人気映画なので緊張しましたが、一生懸命頑張りました」とアフレコ収録の感想を述べた。さらに本作では、難易度の高いスペイン語での吹替えにもチャンレンジ。鈴木は「早口のスペイン語だったので、テープを聞いてワンフレーズずつ覚えていきました。自分で秒数も数えたり…時間がある時はお風呂でもテープを聞いてました」とスペイン語でのセリフの苦労を明かした。
続いて、長きに渡ってヒュー・ジャックマンの吹き替えを務めた山路和弘も登場。本作でヒューと同じくローガン役を卒業することについて「15年続けてきましたが、全身全霊を込めて演じました!」と感慨深くその歴史を振り返った。会場では、Instagram(https://www.instagram.com/p/BRb5R3ODgDF/)で話題騒然のヒュー・ジャックマンによる「熱すぎるアフレコ」の動画も上映。ヒューの迫力のすごさに鈴木は「体全体を使っていて勉強になりますね!顔を真っ赤にしてすごい!私もこのアフレコのやり方を取り入れてみようかな」と驚きを隠せない様子。ベテラン声優の山路も思わず「こんなすごいアフレコをされたら嫌になっちゃうよ(笑)このアフレコを真似したら酸欠になってしまいますね」と笑った。
そして今度はお二人がヒューに負けず劣らずの熱いアフレコを再現!本日、実施されたアフレコシーンは、お互いをけん制しあっていたローガンとローラが、初めて会話を交わす重要なシーンだ。スペイン語の吹替えを初披露する鈴木は緊張の表情を見せながらも、難易度の高い早口のスペイン語でのセリフを見事に言い切った。鈴木の姿を見た山路は「本当に上手いよね!梨央ちゃんは能力の塊ですね」と大絶賛!
そんなベテラン声優も驚きの技術を見せた鈴木には、次を担う世代として、ローガン=山路から遺志を受け継ぎ、あのローガンの爪が継承された!爪を手に取り「わぁーすごい!重いですね!無敵になったみたい!」と喜ぶ鈴木。「山路さんの15年の重みを感じます!」とヒューと山路が築き上げてきた長い歴史も感じたようだ。爪を身に着けた逞しい姿の鈴木は、この作品へ賭ける強い思いを見せた。
さらに鈴木は、17年間ウルヴァリンを演じてきたヒュー・ジャックマンの来日イベントのサプライズ企画として、ファンからのメッセージ動画を上映する「サンキューローガン」メッセージキャンペーン(http://thankyou-logan.jp/#/boards/logan-movie)の大使に就任。キャンペーン大使に就任した鈴木は、来日イベントでヒューに会う予定だが、ヒューの印象について「筋肉ムキムキで、こんなパパだったら憧れますね!ヒュー・ジャックマンに会ったら、映画のポスターのように抱きかかえられたいです!」とコメント。5月の来日イベントまで、ますます盛り上がりを見せる「LOGAN/ローガン」のアフレコ&キャンペーン大使就任イベントは大盛況のうちに終了した。