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アジア版アカデミー賞「第11回アジア・フィルム・アワード」(AFA)で、作品賞、監督賞、主演男優賞(浅野忠信)の主要3部門にノミネートされた『淵に立つ』。昨夜3月21日に香港で開催された受賞式にて、浅野忠信が見事、主演男優賞を受賞!同アワードで、昨年、浅野忠信は最優秀助演男優賞(『岸辺の旅』)を受賞しており、2年連続で同じ俳優が受賞することは、前例の無い、初の快挙となった。(過去の俳優部門の受賞は、『おくりびと』本木雅弘(主演男優賞)や、『嫌われ松子の一生』中谷美紀(主演女優賞)など)
浅野忠信 受賞コメント
「本当にありがとうございます。この場に戻れて光栄です。昨年は最優秀助演男優賞を頂きました。今年は本当に特別です(トロフィーを掲げて)。とても幸せです。深田晃司監督に心からの感謝を申し上げたいです。監督には、多くのことを助けられました、また多くのことを教えて頂きました。我々は本当に多くのディスカッションをしましたし、リハーサルも沢山して、私の役を築き上げることができました。だからこそ、この賞を頂くことができました!AFAありがとうございました。」
受賞式に一緒に出席した深田監督から祝福のコメントが到着!
「浅野忠信さん、おめでとうございます!本当に、俳優が評価されることは監督にとって最高の栄誉です。映画作りの過程で交わした浅野さんとの対話は私にとっても刺激に満ちた創造的なもので、浅野さんは圧倒的な存在感で八坂という役に血肉を与えてくれました。映画はスタンドプレイでは作れません。浅野さんのみならず、『淵に立つ』の俳優たちのアンサンブルを誇りに思います。」
『淵に立つ』 世界配給30ヶ国以上決定!国内でも高評価で異例のロングラン公開中。
第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞して以来、ヨーロッパ・アジア・北米で世界30ヶ国以上での世界配給が決定。日本国内の各映画賞でも高い評価を得ており、第91回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・テン第3位、第31回高崎映画祭では最優秀作品賞と最優秀女優賞(筒井真理子)、第38回ヨコハマ映画祭では主演女優賞(筒井)と最優秀新人賞(太賀)、第71回毎日映画コンクールでは女優主演賞(筒井)を受賞するなど、話題が尽きない状態が続いた。
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