日時:3 月 15 日
場所:ユーロライブ
登壇者:犬山紙子
MC:八雲ふみね
イタリア映画『おとなの事情』がいよいよ 3 月18 日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開となる。本作は、“イタリアのアカデミー賞”こと、「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞」で作品賞・脚本賞のW受賞を果たし、本国では驚異的な28 週間ロングランを記録した大人のためのコメディ作品だ。5人の脚本家が集結し手掛けた巧みな脚本と、ブラックな中にも人生そのものの滑稽さを思わせる笑いの魅力は、国境を越え、海を渡り、アメリカ・トライベッカ国際映画祭では脚本賞を、ノルウェー国際映画祭では観客賞を受賞した。公開に先立ち、 3 月 15 日(水)にトークイベント付き女子限定試写会が行われた。ゲストには、エッセイストとして WEBや雑誌のみならず、テレビやラジオに出演するなどマルチに活躍している犬山紙子が登壇した。
元気いっぱいなあいさつで登場した犬山紙子、女性限定ということもあってか開口一番「本当に全員女性ですね!」と驚きの様子を見せた。本作について感想を聞かれると「いやぁ~面白かったです!登場人物がたくさん秘密を持っているのですが、その秘密が暴かれていく度に、ハラハラドキドキしました!」と興奮気味に語った。
また、共感できた部分について「男性は秘密がばれた時、しゅんとして反省するんですよ。でも、その反省は浮気がばれた自分の不手際についてなのです!」と語り、「いくら説教しても、浮気性は直らないのだなと、本作を観て再確認しました」と持論を語り、観客を驚かせた。また、携帯に関しての身近な“こじらせエピソード”を持っている人がいるか聞かれると「浮気性の彼と 10 年間付き合っている友人がいます。浮気を見つけた時は 9 割悲しいらしいのですが、1 割は浮気を見つけた瞬間の快感を、どこかで感じているらしいです」と友人の驚きのエピソードを明かした。
自分が浮気をされたらどうかという質問には「浮気をされたら面倒くさい女になると思います。ねちねち言い続け、一生攻め続けると思います」と会場の笑いを誘った。トークも盛り上がってきたところで、会場のお客さんへの質問タイムに移った。会場に緊張が走る中、MC が“彼や旦那さんの携帯を見たことがある人“という質問すると、手がまったく上がらない結果に犬山は「ここは聖者の集まりじゃないですか!」と驚きの様子を見せた。
しかし目を閉じてもらい再度質問すると、「はははは!私正直な人大好きです!」と大笑いする結果に。この映画を見たほうがいい人はどんな人かと聞かれると「逆に、離婚をしようと考えていて、証拠を集めようとしている人以外は観ないほうがいいですね!この映画は見どころたくさんなので、すごく楽しんでいただけると思います」と感想を述べた。
また、本作の注目すべきポイントに「秘密が暴かれた人の対応はすごく性格が出ると思います!この映画はそれがよく分かります」と気になるメッセージも残した。最後に「よく、“女の勘は鋭いから、嘘つけないよー”という発言をする男性いますけど、そういう男性こそ 100%浮気してますからね!」と会場のお客さんへ格言を伝授し、女性の共感を誘った。
映画『おとなの事情』は 3 月 18 日(土)より新宿シネマカリテ他、全国順次公開。