第20回山本周五郎賞受賞、並びに2007年本屋大賞2位に選ばれ、累計売上120万部を超えるベストセラー、森見登美彦著作の『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫刊)のアニメーション映画化が決定。京都を舞台に描かれる、どこかファンタジックな青春恋愛物語である本作は、大学生が選ぶ本第 1位に選ばれ続けるなど、森見登美彦作品の中でも最もファンの多い作品の一つで、満を持しての映像化。4月7日(金)に全国公開となる。
主人公の“先輩”を、人気絶頂の星野源が務めることでも話題の本作のキャスト情報が新たに解禁となった。星野源演じる“先輩”が思いを寄せるヒロイン、“黒髪の乙女”に花澤香菜、“先輩”の学友である“学園祭事務局長”に神谷浩史、そして“先輩”の学友“パンツ総番長”に、ロバートの秋山竜次が決定。様々な分野のクリエイターになりきる「クリエイターズファイル」でも話題を集めるロバート秋山が、ある“願いごと”が叶うまでパンツを穿き替えないというユニークなキャラクター“パンツ総番長”を熱演する。
また『四畳半神話大系』にも登場する、常に浴衣を着込んで悠然と構え「天狗」を自称する神出鬼没の男“樋口師匠”に中井和哉、おなじく『四畳半神話大系』にも登場する羽貫さんは前作に続き甲斐田裕子、古本市の神様に吉野裕行、更に諏訪部順一、悠木碧、檜山修之、山路和弘、麦人と話題作に続々出演中の超人気声優が集結!また大河ドラマ『真田丸』での活躍も記憶に新しい新妻聖子も参加し、前代未聞の超豪華キャストが実現!
また、2 月 3 日(金)からはいよいよ劇場前売券が販売スタート!前売特典として先着で春から始まるオリジナルカレンダーがプレゼントされる。キービジュアルや場面写真をふんだんに使用したカラフルなカレンダーとなっている。前売特典は数量限定、なくなり次第終了となる。
◆黒髪の乙女/CV 花澤香菜 コメント
大学生の時、森見先生の文章がとても好きで、原作のあの語り口に笑いながら、あっという間に読み終えてしまいました。今回、私が“乙女”を演じることと、小説がアニメ化されることを同時に伺ったので、同時に驚いて、とにかく万歳でした!“乙女”というキャラクターは、面白いことに夢中になって、色んなこと体験して吸収するタイプ。そんな彼女が“恋愛”をしたら、どうなるんだろうというところを、是非見守っていただけたらと思っています。
◆学園祭事務局長/CV 神谷浩史 コメント
森見登美彦先生の文章がそのまま動き出したような湯浅監督のフィルム世界の住人の声に選んでいただけたことを非常に光栄に思います!想像を遥かに超えているにも関わらず「そうそうこんな感じ!」とまるで答え合わせをしているような錯覚に陥る不思議な映像体験でした!事務局長は原作のエッセンスを膨らませていただき、相当に愛すべき人物になっていると思います
◆パンツ総番長/CV 秋山竜次(ロバート)コメント
マネージャーから声優のお仕事の話が来ましたと言われた時、「役は…人間?」と聞いたんです。これまでライオンとか“人間じゃない役”が多かったので「人間です」と言われた時は、正直ほっとしました。続けて「ちなみにどんな役?」と聞いたら「パンツ総番長です」って。いやいや確かに人間だけども、パンツ総番長って!!役作りは大変でしたが、意外にも僕が演じた“パンツ総番長”はとても一途で、ロマンチストで、愛嬌のあるキャラだったので、演じていて、凄くやりがいはありましたね!映画はすごく斬新で、オシャレで、味わったことないエンターテインメントに仕上がっていると思いますので、お楽しみに!あ、ちなみに、僕も上半期はパンツをまだ一回も履き替えていません(笑)
◆樋口師匠/CV 中井和哉 コメント
台本を読んで難しい役だと思い、アフレコに臨んでホラやっぱりと思いました。世俗から解き放たれているようで、割合しっかり現実を生きてる。不思議な天狗を演じているようで、ただの学生のような気もしてきました。藤原啓治さんの樋口なんか見なきゃよかった。あれ最高ですから。でも、悪戦苦闘はしましたが、監督が辛抱強く導いて下さった私なりの樋口なので、完成を楽しみにしたいと思います。