2014 年空前の社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』、2016 年『ズートピア』の大ヒットに次ぐ、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』(2017 年 3 月 10 日公開)。先日ハワイで、ディズニー史上最大級のオーディションで選ばれたモアナ役の日本版声優が屋比久知奈(やびくともな)だと発表された。無名の新人の大抜擢に、早く歌声が聴きたいと大きな話題となった。このたび、ついに日本版モアナが歌う主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go」の吹替版 PV が公開。世界が認めた屋比久の歌声が収められている必聴の映像となっており、レリゴーの次は”アイルゴー“旋風がやってきそうな予感だ。
公開された主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go」はモアナの心情を歌った大切な曲。16 年間島の外に出ることを禁じられていたモアナだが、海の先に何が待っているのか不安を感じながらも、島の外に出ることを自分で決断するモアナの気持ちを表現している。初めて明かされた日本語吹替版の歌詞には、島の外に「そこには何が待ってるの」と、見たことのない大きな世界への期待が込められ、「追い風うけこぎだしてきっと私はいくのよ」と、両親に反対されながらも一歩踏み出し、島の外に出ることを決意するモアナの固い意志を歌っているのだ。屋比久は、海に対する憧れや不安、葛藤などモアナの感情をうまく表現したいと思いながら歌ったそう。屋比久と対面した英語版モアナのアウリィ・カルバーリョは「知奈の歌声は素晴らしいわ。多くの方に知奈の歌声を聴いてもらえることに、私がどれほど興奮しているか言葉で表現できないくらいよ」と大絶賛。世界が認めた歌声に今最も注目が集まっている。
日本版ヒロインに大抜擢された屋比久は、沖縄出身の大学4年生で現代のシンデレラガールと言っても過言ではない。昨年5月に開催された「ミュージカルのど自慢」で最優秀賞に輝き、圧倒的な歌唱力と実力を兼ね備え、劇中ではモアナの歌と台詞どちらも屋比久が演じている。本作がデビュー作となる彼女にとっては初めてのことばかりで「最初は不安でいっぱいでした」という。とくに主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go」は、歌の持つ魅力を最大限表現できるよう練習を重ねた。そのうち、だんだん不安がポジティブな気持ちに変わっていき、「どこまでも~How Far I’ll Go」は楽しんで歌ったそうだ。モアナが禁じられた海へ飛び出して行ったように、沖縄から世界へ飛び出して行こうとする姿は、まさにモアナと同じ。勇気を持って一歩踏み出す姿は誰もが共感できるはずだ。
アナとエルサに続くディズニーの新ヒロイン“モアナ”は、海を愛し、海に選ばれた少女。ある日、愛する人々と世界を闇から守るという大役を突然課せられ、傷つき悩みながらも大海原へ旅立つ。『アナ雪』のレリゴーに続き、一度聴いたら忘れられない“アイルゴー”を筆頭に、モアナ旋風が巻き起こることは間違いないだろう。ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』は3月10日(金)より公開となる。
『モアナと伝説の海』主題歌“どこまでも~how Far I’ll Go~”PV カラオケ字幕版
https://youtu.be/qYIXok7BwiY