世界中を魅了し続ける「ハリー・ポッター」の新シリーズで、原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(『ファンタビ』)が16年11月23日(水・祝)に全国966スクリーンで公開して以来、同年公開の実写作品No.1の超ハイペースで映画界を席巻し続け、年末年始を挟んで2017年見るべき映画としてもその大躍進が止まらない。公開44日となる1月5日に興行収入65億47,527,900円、動員466万6,725人を記録。『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』の68.5億超えも、もはや時間の問題となった。
初日から満席となる劇場が続出していた本作は、公開から40日以上経ってもなお、家族連れや友人同士、カップルなど年齢、性別問わず、幅広い客層が来場。「これからファンタスティックビースト 同じ映画2回観るなんて初めて」、「今日は6、7年ぶりに映画館で映画見てきた。ファンタスティックビーストおもしろかった!」、「ファンタビはオススメ! ハリーポッターあんま分かんないわたしでも全然楽しめたので」「ハリポタ見たことないけどファンタビすごい興味ある」などとSNSや映画サイトのレビューページなどを騒がせており、映画ファンや、『ハリポタ』ファン以外にも支持されていることがヒットの一因とも分析できるだろう。一方で、「ファンタビ今日で10回目」「ファンタビ見納めで今日行くんですが、20回目です…!ついにコナンを越しました…!」などという強者も!根強いファンのみならず、日本中の多くが魔法にかかり続けている。
本作は2016年公開の実写映画最速記録を『シン・ゴジラ』を上回るペースで爆進中。また、全世界の累計興行収入は、1月4日時点で早くも900億円を突破し(902億7716万1820円 ※BOXOFFICEMOJO調べ$778,251,395より1/5為替116円で換算)“ファンタビ”の快進撃は、全世界で止まらない。
『ハリー・ポッター』全作のプロデューサーでいわばシリーズ“育ての親”ともいうべきデイビッド・ヘイマンが本作でもプロデューサーを務め「本作の主人公のニュート・スキャマンダーは、ニューヨークというコミュニティに新たにやってきた新参者であり、アウトサイダー。誰でもある意味アウトサイダーで、私だってそうだ。だからこそこの映画には“誰でも”共感できる要素がある。心動かされるできごとは人種や国によって異なるわけじゃない」と明かしていることからも、世界中を魅了する要素のひとつがストーリーにあることに言及した。
日本をはじめ世界的なヒットにより、この新シリーズが、『ハリー・ポッター』を上回る大きなムーブメントを生むことは間違いないだろう!