女優の小芝風花が主演を務め、美しい景観に恵まれた神話の里・奈良県葛城地域を舞台にした映画『天使のいる図書館』が2月11日(土)より奈良県にて先行公開、2月18日(土)よりシネマート新宿ほかで全国順次公開されることが決定し、併せてキービジュアルが解禁となった。
本作は、小芝さん演じる新人司書の吉井さくらが“ある理由”で図書館を訪れた老婦人との交流を通じて、地域の歴史や文化を理解し人間的に成長していくという心温まるストーリー。物語の舞台は、歴史的建造物が多数存在し、四季折々の美しい景観に恵まれた神話の里として有名な、奈良県葛城地域。全編を通して撮影が行われた同地域の景観にも注目だ。
主人公のさくらは、図書館に勤務する新人司書として“レファレンスサービス”と呼ばれる、図書館利用者からの本に関する相談の手助けをおこなう業務をおこなっている。しかし、超合理的な考えの持ち主であるさくらのレファレンスは、上司や同僚からは理解してもらえず、空回り気味。そんな中、芦高礼子と名乗る老婦人のレファレンスを担当する事になり、そこから徐々にさくらの気持ちに変化が起こり始める。
さくらを演じるのは、14年に自身初映画となる『魔女の宅急便』で主演を務め、同作で「第57回ブルーリボン賞」の新人賞を受賞した小芝風花。ある出会いをきっかけに人間的に成長していく様子を、魅力いっぱいに演じている。さくらの気持ちに変化を起こすきっかけとなる人物・芦高礼子役には、昭和を代表する名女優として知られる香川京子が務める。更には、次世代を担う若手俳優として注目を集める横浜流星や、森本レオ・内場勝則らベテラン俳優陣が脇を固める。監督は、合唱を通して成長していく高校生たちを描いた、映画『桜ノ雨』のメガホンを取ったウエダアツシ監督。