“オアシス”初の長編ドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』母親が明かす、ロック界の“悪ガキ”兄弟の秘密とは!?

“オアシス”初の長編ドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』母親が明かす、ロック界の“悪ガキ”兄弟の秘密とは!?
提供:シネマクエスト

『オアシス:スーパーソニック』は、リアム&ノエル・ギャラガーが製作総指揮を務め、バンド結成から96年のネブワース・ライヴまでの軌跡を描くオアシス初の長編ドキュメンタリーとなる。製作には、アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞に輝いた『AMY エイミー』のスタッフが結集した、必見の音楽ドキュメンタリー。

この映画の核はインタビューである。リアムとノエルはもちろんのこと、オアシスと関わりの深い人物たちの証言が満載だ。中でも母・ペギーのインタビューは、ファンならば興味を持たずにいられない必見の証言。なぜなら、オアシスのフロントマンとソングライターをこの世に産み落とした偉大な女性だからだ。暴力的な夫から逃れ、3人の息子たちと共にマンチェスターにやって来た逞しい母。女手ひとつで世界に轟くミュージシャンを世に送ったペギーの言葉を少し紹介しよう!


若き日のノエルについてペギーは「いつも部屋にこもって何か書いたりギターを弾いてた。私はよく怒鳴ったわ。〝まったくギターばっかり!“と。」と語る。一方リアムについては、「悪たれもいいとこ。」ただ、バンドを始めてからは「いつか有名になって、母ちゃんに自慢させてやるよ」と優しい一面も見せていた。


内向的な兄と外交的な弟。同じ母親から生まれてきた兄弟なのになぜこんなにも
違うのか──この疑問のヒントがペギーにより少しずつ明かされていく。
まず生まれた順番について。「リアムとノエルは互いにやきもちを焼いてたと思う。私が上の2人を溺愛してたし、ノエルは本当に愛らしかった。でもリアムが生まれて注目をさらったからノエルは不満。」「ふたりはいつもいがみ合ってた。でもバンドで一緒よ。わたしはリアム1人なら反対してた。」とも語っている。


ペギーは夫についても語っている。彼女は、息子たちを守るため、夫から逃げるように家を出た過去を持つ。父親がノエルとリアムの両極端なパーソナリティにどんな影響を及ぼしているのか──この答えとなるペギーの言葉は、映画の中で確認してみてほしい。本編の最新インタビューで、ノエルは「母さんは大変だったと思う。自分のことも顧みないで。しかもその1人はリアムだぜ。」と語り、リアムは母について「お袋は今も昔も天使だ。」と語っている。偉大なる“ロック界の悪ガキ”も母の前では、母を思う優しい息子たちなのだ。

最終更新日
2016-12-06 12:00:27
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シネマクエスト(引用元

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