アカデミー賞受賞俳優のマシュー・マコノヒーがアメリカ史が封印してきた実在のヒーロー、ニュートン・ナイトを演じた映画『ニュートン・ナイト/自由の旗をかかげた男』(原題:FREE STATE OF JONES)が、2017年2月4日から日本で公開されることが決定した。
今からおよそ150年前、アメリカに耳を疑うようなヒーローが実在した。南北戦争が激化するなか、黒人と白人が手を結ぶなどあり得ない南部で、貧しい白人の農民たちと逃亡した黒人奴隷500人で結成された自由軍を率いて、100万人の南部軍に立ち向かった男がいた。彼の名はニュートン・ナイト。ニュートンは真の自由を求めて出身地であるミシシッピ州ジョーンズ郡に、肌の色に関係なく誰もが平等な“自由州”を設立。リンカーン大統領よりも一歩先に、奴隷解放を成し遂げた――。
アカデミー賞作品賞にノミネートされた『シービスケット』のゲイリー・ロス監督が、歴史の中に封印されたニュートンの伝説を伝えることが映画人としての使命だと決意、10年の歳月をかけてリサーチを徹底した。
ニュートンを演じるのは、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞はじめその年の栄えある賞を総なめした演技派の最高峰、マシュー・マコノヒー。共演は、『砂上の法廷』のググ・ンバータ=ロー。