第29回東京国際映画祭が25日に開幕、特別招待作品として出品された映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』でW主演を果たしたイェソン（SUPER JUNIOR）と佐々木希、朝原雄三監督が、レッドカーペットイベントに登場した。
上映後に行われた舞台挨拶での主なコメントは次の通り。
画像:（C）2016 TIFF
____________________________________________________________
まずは一言ずつご挨拶をお願いいたします。イェソンさんは映画初主演作が東京国際映画祭の特別招待作品として上映されました。ぜひそのご感想も含めご挨拶お願いいたします。
■イェソン:オゲンキデスカー？ 僕はイェソンです。今日、監督と佐々木希さんと一緒に舞台に立つことができて、とても嬉しいです。（ここまで日本語で挨拶）
今日は大勢の皆さんが来てくださってどうもありがとうございます。この東京国際映画祭に参加することができて、夜も眠れないくらい嬉しくて、本当に幸せな一日を過ごしています。皆さんにとっても楽しい時間になってくれたら嬉しいです。『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』をたくさん愛してください。
続きまして、東京国際映画祭は2度目の参加となります、佐々木希さんです。
■佐々木:今日は皆さんお越しいただきまして、ありがとうございます。早速皆さんに感想をお聞きしたいくらいです。今回私が演じたさくらの役は韓国語を話すのですが、私自身もこの映画をやるにあたり、韓国語をうまく話せないとこの作品の成功はない！と思いながら、さくらのように必死になってがんばりました。今日はよろしくお願い致します。
佐々木さん、本日とても素敵なドレスを着ていらっしゃいますね。（会場からの「かわいい！」の声に続き、イェソンからも「カワイイー」の言葉）ぜひ一言、本日のドレスについて教えてください。
■佐々木:今日はロングドレスで、この日のために用意しまして。今年の流行がベルベットということで、ベルベットを使ったレースのドレスです。本日は肌見せで大胆な感じにさせていただきました。
■イェソン:（シースルーということで驚いてましたが、とMCから聞かれ）すごいですね！ 佐々木さんのドレス、シースルーでありながら、ベルベットということで、今日の雰囲気に合っていると思います。僕は特別にドキドキしているという意味を込めて、心臓のあたりにバッジをたくさんつけてみました（笑）。
本作で初めてラブコメディに挑戦された朝原監督からもお願いいたします。
■朝原監督:今日はお越しいただきありがとうございます。プロデューサーからこの作品をやらないか、と初めに言われたときに「わかりました。『冬のソナタ』みたいな韓流ドラマですね」と言ったら「そんなことは期待していません！ 壁ドンもいりません！ いつもの朝原さんでやってください」と言われまして、私らしくやったらこういう映画になりました。イェソンさん、佐々木さん両方のファンの方に少しでも楽しんでもらえたらとてもありがたいです。
先日、イェソンさんが歌うこの映画の主題歌『雨のち晴れの空の色』のプロモーションの一環で、実際にいきなり韓国語の先生になり日本の大学で授業をしたそうですが、実際に先生をやってみていかがでしたか？
■イェソン:僕にとっては新しい経験になりました。学校に行くというのも久々でしたし、童心に戻った気持ちになりました。純粋な生徒さんのまなざしに緊張もほぐれて、楽しい時間を過ごすことができました。
続いて佐々木さん、この作品が国際映画祭で上映されることで、海外の方にも観ていただく機会になりますが、どのようなところを特に観てもらいたいですか？
■佐々木:日本の文化や沖縄の素晴らしさを世界中の皆さんに知っていただければと思います。そして沖縄の綺麗な海や観光名所も出てきますので、この映画を観て日本に来る際の参考にしていただければ良いですね。
この映画は言葉の違う男女のラブストーリーで、まさに映画祭の作品にふさわしいかと思いますが、朝原監督は異文化の恋愛を描く上でご苦労された点はありますでしょうか？
■朝原監督:まさか国際映画祭で上映されるとは思っていなかったので、一言の韓国語も英語もできない私が監督やって良かったのか、と思っていますが（笑）、こうやってイェソンさんのファンに間近で接する機会があると、言葉は関係ないんだな、文化的な交流が人間にとって大事なんだなと思います。
最後に、皆様から一言ずつメッセージをお願いいたします。
■朝原監督:観てくださった方に監督としてこれ以上お伝えすることはありません。本当にありがとうございました。
■佐々木:この映画は、予習もなしに映画館へフラっと立ち寄っても必ず楽しんでいただけるような笑いあり涙ありのステキな映画になっていると思います。ぜひたくさんの方に広めていただければ嬉しいです。ありがとうございました。
■イェソン:この映画は本当に楽しい映画です。たくさんの方に愛していただけたら嬉しいです。そして心の中に何か重い荷物を抱えていらっしゃる方、ストレスがある方がこの作品を観て、重い気持ちを全部吹き消して、楽しい時間になってくれれば嬉しいです。この映画にたくさんの愛をお願いいたします。今日は雨が降っているようですので、どうぞお気をつけてお帰りになってください。
