第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞作『淵に立つ』の主題歌に、17歳のシンガー・HARUHIの新曲『Lullaby』が抜擢された。
HARUHIは5月に佐藤健と宮崎あおいの初共演で実写映画化された『世界から猫が消えたなら』の主題歌『ひずみ』でデビュー。iTunes J-POPアルバム初登場1位、レコチョク上半期新人ランキング2位を記録するなど人気を集めていた。
新曲『Lullaby』は映画の世界観をとらえてオリジナル楽曲としてHARUHIが書き下ろし。自らが作詞・作曲し、編曲は小林武史との共作。映画同様に、主題歌にも相当なこだわりを持つ深田晃司監督は、「主題歌らしくない主題歌にしてほしいとも伝えましたが、曲を聴いて、驚きました。期待を軽々と越えていました。この映画は本当の意味で、映画と歌い手がコラボレーションできた稀有な例だと自負しています。聴き終わったときには、私はすっかりHARUHIさんのファンになっていました。この映画が、彼女の伸びやかで繊細な歌声とともに多くの人の元に届き、ともに成長していくのを楽しみにしています」と絶賛のコメントを寄せている。