映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』の公開を記念したイベントが7月29日に開催され、男性3名、女性1名からなる“日本版フォー・ ホースメン”が結成された。
リーダーとなるのは、人の脳に潜り込み、本人しか知り得ない情報をダイレクトに読み取る“ブレインダイブ”で一世を風靡、各種メディアで話題沸騰の気鋭マジシャン・新子景視(あたらし・けいし)。実力派マジシャンのテツヲ、Maguraの2人と共に華やかに登場。そして、4人目となるスペシャル・メンバーにはタレントの鈴木奈々。作品の大ファンである鈴木が、全くの素人ながら、フォー・ホースメンに志願した。
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真のイリュージョニスト集団となるためには、チームワークは欠かせない。あまりにも実力差がありすぎてはフォー・ホースメンは名乗れない。そこで壇上ではマジックの基本、カード・マジックでの抜き打ちの実力テストが行われることとなった。
まず、新子、テツヲ、Maguraの3人が鮮やかなカードマジックを披露。新子は、鈴木にカードを1枚引かせ、 サインさせた後、残りのカードにその1枚を混ぜる。計52枚のカードを次々に片手で投げ上げながら、新子が空中でつかんだ1枚は、鈴木が選んだまさにそのカード。全くタネが判らない鈴木は驚きで目を丸くするばかりだ。
そんな鈴木に新子が課した課題は新子が披露した基本のカードさばきの技、“スプリング”を習得すること。器用さには自信があると豪語する鈴木は、すぐにコツをつかみ、2度のトライで“スプリング”成功まであと一歩の腕前を披露した。
「この映画を観て、マジシャンになりたいと思ったんです! おバカな自分を変えたいと思ったんです!!」とマジックを習得し、脱おバカを目指す鈴木の心意気に、リーダーとなる新子は、「初めてにしては、なかなかセンスがいい。毎日トランプを触って、カードの感覚と手のコンディションを掴むことできっとできるようになります。練習あるのみ」と、鈴木への期待を語った。
そして、8月24日にはこのメンバーで映画にも登場する超絶イリュージョンを披露することを宣言。全員で「1カ月後を楽しみに待ってください」と、日本版フォー・ホースメンによるイリュージョンの実施を約束した。