今年のカンヌ国際映画祭で「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督作『淵に立つ』が、第41回トロント国際映画祭(9月8日~開催)のスペシャル・プレゼンテーション部門に特別招待されることが決定した。
トロント国際映画祭は、近年、アカデミー賞の前哨戦として大きな注目を集める北米最大の映画祭。スペシャル・プレゼンテーション部門は世界各国の映画祭などで評価を得た作品などが多く選出されている。
今回の決定に深田監督は「出不精な私を遠くへ行こうと誘い出してくれるのはいつも映画です。今度は北米はカナダへと連れて行ってくれると聞いて喜んでいます。映画は世界に触れられる不思議な窓です。『淵に立つ』がトロントの映画ファンにとっても日本へと繋がる窓になればと願っています」とコメントを寄せている。
また、日本公開日が10月8日に決定したことも併せて発表された。