映画『ハイ・ライズ』の劇中でトム・ヒドルストンが着用したオーダーメイドスーツが、東京と大阪で公開される。
日本公開に合わせてロンドンから直輸入されたこのグレーのスーツは、劇中で主人公・ラングがほぼ全編にわたり身にまとっているもので、ヒドルストンのためだけに作られた一点もの。『ブルックリン』『17歳の肖像』『ナイロビの蜂』など数多くの作品で活躍するオディール・ディックス=ミローが手掛けている。
今作は原作本と同様、70年代を舞台にした物語であることから、脚本からにじみ出るイメージに忠実に各キャラクターの衣装を開発したという。69年に『女王陛下の007』でジェームズ・ボンドを演じたジョージ・レーゼンビーが着用していたスーツにインスパイアされたものになっており、彼女からこのアイデアを聞かされたヒドルストンも大賛成したという。その上で、『シャーロック・ホームズ』や『007 カジノ・ロワイヤル』などの衣装を担当しているロンドン・ソーホーのテーラー「Chris Kerr」が制作した。
展示されるのは、スーツの上着に加えて、薄いストライプの入った白のYシャツと濃紺のドット入りネクタイという3点セット。
また、衣装展とともに『ハイ・ライズ』に登場する男性が描かれた等身大パネルの展示も実施される。概要は次の通り。
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ドクター・ラング衣装展/“ハイ・ライズの男達”等身大パネル展示概要
<東京>
■等身大パネル
期間:7/30(土)~8/14(日)
会場:HMV&BOOKS TOKYO
※劇場半券提示で全商品5パーセントOFFのサービスあり
■衣装:7/30(土)~8/14(日)
会場:ヒューマントラストシネマ渋谷
<大阪>
■等身大パネル:7/30(土)~上映期間中
会場:シネ・リーブル梅田
■衣装:8/18(木)~8/29(月)
会場:シネ・リーブル梅田