ヒトラーを怒らせた最強の陸上選手、ジェシー・オーエンスを描いた実話『栄光のランナー/1936ベルリン』（原題:RACE）が、2016年夏に日本で公開されることが決定、併せて特報が解禁された。
『栄光のランナー/1936ベルリン』特報
https://youtu.be/jDh0O47dw2o
1936年、のちに「ヒトラーのオリンピック」とも呼ばれたベルリンオリンピック。ナチス独裁政権のもと開催されたこの大会で、ヒトラーを怒らせ、歴史に名を残した陸上競技選手がいた。その名はジェシー・オーエンス。史上初の四冠を達成した彼の輝かしい活躍は、80年後の現在でも多くの人に影響を与え、オリンピックの英雄のひとりとして語り継がれている。
今作は、アメリカ国内の人種差別の歴史やヒトラー政権による抑圧を打ち砕くオーエンスの勇気と決意と忍耐、そして、彼を厳しくも心から支え続けた名コーチや仲間との友情、家族の絆が描かれる。
主人公のオーエンスを演じるのは『グローリー/明日への行進』で公民権運動の活動家ジョン・ルイス役のステファン・ジェームス。オーエンスのコーチ、ラリー・スナイダー役には『モンスター上司』のジェイソン・サダイキス。その他、オリンピック参加への鍵を握る USOC（アメリカオリンピック委員会）の委員役を、オスカー俳優のジェレミー・アイアンズとウィリアム・ハートが演じる。監督は『プレデター2』のスティーヴン・ホプキンス。
公開された特報では、人種や政治、様々な問題が渦巻く中、オリンピックに人生を賭けた一人のアスリートの熱い人生が映し出されている。