『きみに読む物語』の作者、ニコラス・スパークスが贈る最新作『きみがくれた物語』が、8月に日本で公開されることが決定した。
とある病院で眠り続けるギャビーは、交通事故によって3ヶ月も昏睡状態に陥っている。夫のトラヴィスはそんな彼女のもとに定期的に通って、物語を読み聞かせてやっている。語られるのは、アメリカ南部の小さな町で生まれた2人のきらめくような恋物語。「きみと出会う前にほんとうに愛した人は誰もいない」「あなたを失うのが怖い」と求め合った当時の熱い日々が、彼から彼女へと伝えられていく。しかし、トラヴィスは思い出を振り払おうとしていた。彼には人生でもっとも重い、究極の選択が求められていたのだ――。
原作はアメリカの大ベストセラー小説『The Choice』。2007年に出版され、世界で最も読まれた恋愛小説となった名作。監督は『ロスト・イン・トランスレーション』(03)、『イン・ザ・ベッドルーム』(01)などアカデミー賞ノミネート作品を手掛けた、ロス・カッツ。トラヴィス役を演じるのは、『リンカーン/秘密の書』(12)の主演で注目を浴びたベンジャミン・ウォーカー。トラヴィスの恋人で後に妻となるギャビーを『明日、君がいない』(06)でオーストラリア映画協会賞にノミネートされると共に、『ウォーム・ボディーズ』(13)でブレイクしたテリーサ・パーマーが演じる。