映画『これが私の人生設計』の公開記念トークイベントが25日に都内で開催され、ゲストにタレントのIVANが登場。イケメンパリコレモデルからオネエタレントに転身した経験を持つIVANが、映画の見どころや今後との“人生設計”について語った。
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映画をご覧になった感想を教えてください。
やっぱり主人公のセレーナに感情移入するけど、途中からは彼女に言い寄られるゲイ男性のフランチェスコに共感しちゃった。昔はメンズで、正直めっちゃモテましたから!(笑)。でもやっぱり中身は女の子だから、友だちとして大好きでも、恋愛には応えられないから…。(モデル時代の)エージェントにも「バレるから、しゃべるな」と言われたけど、気づいたら周りから「姫」と呼ばれていた(笑)。
女性として生きる上で苦労を感じることはありますか?
日本では女性として扱ってもらえる良さがある反面で、「女性だから」、私の場合は「オネエだから」となめられてしまうこともあって。きっと日本のような先進国で働く女性なら、きっと共感してもらえるはず。特に女性は、仕事やプライド、年齢が結婚に踏み込めない葛藤になるから。
以前、ミッツ(・マングローブ)さん、マツコ(・デラックス)さん、はるな愛ちゃんやKABA.ちゃんとお食事させてもらったことがあって、「日本の芸能界は、オネエ枠が与えられているだけ、他の国より恵まれている」という話題になったばかり。批判を目にすることもあるけど(笑)、日本人は頭が柔らかいし、どんなことでも吸収してくれるのがありがたい。もちろん10人が10人、私のことを支持してくれるわけじゃないけど、「いい」と言ってくれる方が求めるIVAN像に応えていきたいと思っています。
今後の“人生設計”は? 理想のパートナー像も教えてください。
私自身は人生設計はせず、誰かに設計してもらうタイプ。その設計が気に入れば、それに合わせて成長していきたい。理想のパートナー? 不倫はしたくないし(会場爆笑)、議員じゃなければいい! 最近は(俳優の)野村周平くんが好きなので、野村周平に似ている未婚の男性がいいな。