
3月19日公開の映画『つむぐもの』が“映画史上初”「手漉き越前和紙」の前売鑑賞券を発売した。有楽町スバル座の劇場窓口、またはチケット販売サイト「メイジャー」にて限定数で販売中。
越前和紙は全国に数ある和紙産地の中でも最古となる1500年の歴史を持つ。「越前奉書」をはじめ襖紙・小間紙・卒業証書など多種多様の和紙を生産しており、その技術は、横山大観や平山郁夫、ピカソら多くの芸術家に愛用されている。
映画では地元・越前和紙の里の全面協力で紙すきのシーンや和紙工房を完全再現。また、日本で唯一の紙祖神が祀られている岡太神社・大瀧神社でも撮影が行われ、主人公の和紙職人(石倉三郎)がお参りをするシーンなどで登場する。