『ファインディング・ニモ』シリーズの新作『ファインディング・ドリー』の日本公開日が7月16日に決定した。
同作品は、宝石のような美しさに満ちたファンタジックな“海の世界”を舞台に、忘れんぼうのドリーの家族を探すため、彼女の親友のニモとマーリンの父子をはじめとするお馴染みの仲間が再結集し、ドリーの家族を探すために再び大海原に飛び出していく感動の冒険ファンタジー。個性的で魅力あふれる新キャラクターたちも加わって、ドリーの幼少期の秘密を解く鍵を求めて<人間世界>で大冒険を繰り広げる。
前作でも声優を務めた木梨憲武、室井滋の続投も決定。続投について、マーリン役の声を演じる木梨は、「13年ぶりの第2弾はドリーの物語。どんな作品になるのか楽しみです。1作目は1週間アフレコで叫んでいたことを思い出します。今回も声優として叫び続けます」と意気込みを語る。
また、3月12日に公開する同じくディズニー/ピクサー作品『アーロと少年』で主人公・アーロの母親役の声優を安田成美が演じ、別作品だが夫婦が揃ってピクサー作品の声優を担当、木梨は「光栄です! 作品は違いますが、声優のお仕事、成美さんに負けないようにがんばります」とコメントしている。
ドリー役の声を演じる室井は「私、大らかで忘れんぼうのドリーが好き。再びあのドリーに会えるなんて夢みたいです。しかも今回は『ファインディング・ドリー』だっていうじゃありませんか。もう嬉しくって宝クジ当たったみたいに、お正月からずっと笑ってます。ユニークなクジラ語も一層磨いて、心を込めて日本のドリーになりたいと思います」と喜びを隠せない様子だ。
今作の監督アンドリュー・スタントンからは、「前作に続いて、本作でも、室井さんと木梨さんにドリーとマーリンの声優を担当してもらうことに感激しているよ! 今回は、忘れんぼうのドリーを中心とした物語で、彼女の過去に隠された真実を解き明かす冒険を描いている。ふたりはユーモアと感動を完璧なバランスで織り込んで、ドリーとマーリンを演じてくれている。室井さんと木梨さん、そして他の日本人キャストたちが命を吹き込んだキャラクターたちをきっと気に入ると思うよ。この夏、『ファインディング・ドリー』を皆さんにお届けできるのが楽しみだよ」とコメントを寄せている。