『ブラック・スキャンダル』スコット・クーパー監督の魅力に迫る特別映像を公開

『ブラック・スキャンダル』スコット・クーパー監督の魅力に迫る特別映像を公開
提供:シネマクエスト

ジョニー・デップ主演最新作『ブラック・スキャンダル』から、スペシャルメイキング映像が公開された。

『ブラック・スキャンダル』特別映像
https://youtu.be/H1NrpKshHAg

デップ演じるボストンのギャング、バルジャーが「よく聞け一度しか言わない、ビジネスだ」と、FBI捜査官コノリーに向かって言い放つ場面から映像はスタート。「スコット・クーパーは若手実力派で、作品ごとに力をつけている。ギャングの生き様を美化せずに描く点が監督の特徴だ」と語るのは、FBIを演じたジョエル・エドガートンだ。続けて映し出される本編映像では、連邦捜査官に「なぜバルジャーを逮捕しない?」と問われコノリーは、バルジャーを守るために、「彼が何をした?」とうそぶくが「“何をした”だと、何もかもだ」と鋭い眼差しで返されてしまう。

現場で演出する監督の微笑みに重なって、デップが「スコットはやり手だ。現場での彼の有能さとビジョンに圧倒された」。続いてクーパー監督は「事実は小説よりも奇なり。作品に描かれる2人の男の力関係が魅力的だ。街で最も危険な悪党バルジャーと旧友でFBI捜査官のジョン・コノリー。コノリーのせいでバルジャーが大暴れする。FBI史上最大のスキャンダルだ」と、今作のポイントを的確に解説する。

ヘッドフォンでセリフに耳を澄ませる監督に横顔に続くのは、ケビン・ベーコン演じるチャールズ・マグワイアの「よく聞けジョン、我々はまるで無能な笑いものだ」という罵声だ。製作のジョン・フレッシャーは「役者から最高の演技を引き出せるんだ。細部の描写も上手くて本作の監督に適任だと」と話し、大物政治家ビリーを演じたベネディクト・カンバーバッチも「スコットには役者を惹きつける魅力がある。俳優出身だから、役者の気持ちが分かるんだ」と絶賛する。切羽詰まったFBIが「今すぐ情報をくれ」とギャングに懇願するシーンに重ねて、エドガートンが「人によって接し方を変えてくるから、役者は引きつけられる」と振り返る。

用心棒役のジェシー・プレモンズは、「彼は珍しい撮影手法を取り入れた。カメラワークには驚くよ。各場面が現実のように思える」と、リアリティを追求した撮影に驚愕したという。「スコットは敏腕だし、役者も名優ぞろいだ」というカンバーバッチの言葉に続き、「才能豊かで、チームワークもいい役者が集まって、良い演技をしてくれた」と作品の完成度に自信をのぞかせるクーパー監督は、「苦労して彼の真実を描いた。観客にもそれが伝わるといい」と結んでいる。

最終更新日
2016-01-26 11:10:44
提供
シネマクエスト(引用元

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