2016年1月8日公開の映画『ブリッジ・オブ・スパイ』からスティーヴン・ピルバーグ監督と今作主演のトム・ハンクスの相性が完璧な理由が明かされた特別映像が到着した。
『ブリッジ・オブ・スパイ』特別映像
https://youtu.be/lwhj-nq8goA
“歴史オタク”を自称するスピルバーグ監督は、到着した映像で「事件を耳にしたことはあってもスパイ交換は知らなかった」と明かす。冷戦の記録の中でドノヴァンの役割は有名ではなかったが、スピルバーグ監督は、ドノヴァンという人物に何よりも魅了された。1950年代の典型的な普通の男が、強い信念をもって恐怖をかいくぐりながら奔走する。そんなドノヴァン役には「トムしかいない」とスピルバーグ監督は考えた。人間味あふれるヒーローを演じたら右に出るものはいないと思っていた通り「完璧な配役だった」とスピルバーグ監督は太鼓判を押す。
今までに3作品でタッグを組んだ2人の相性がなぜ良いのかも、映像で明かされている。『リンカーン』でスピルバーグ監督と共同プロデューサーを務めたクリスティ・マコスコ・クリーガー氏は、「スティーヴンもトムも映画と歴史を愛している。2人の相性は完璧よ」と2人が歴史好きであることを相性の良い理由として挙げる。スピルバーグ監督も「トムと初めて会った時に発見したことは、お互い“歴史オタク”だったということだ。そこから私たちの友情は始まった」と振り返っている。