『007 スペクター』ロンドンプレミア
日時:日本時間10月27日(火)午前3:00頃~(現地時間26日18:00~)
会場:ロイヤル・アルバート・ホール
参加キャスト:ダニエル・クレイグ、モニカ・ベルッチ、レア・セドゥ、クリストフ・ヴァルツ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズ、アンドリュー・スコット、デイヴ・バウティスタ、サム・メンデス監督、バーバラ・ブロッコリ(P)、マイケル・G・ウィルソン(P)ほか
ゲスト:ウィリアム王子、キャサリン妃、ヘンリー王子、サム・スミス、レイチェル・ワイズ、マーティン・フリーマン、テリー・ギリアム監督ほか
『007 スペクター』のロンドンプレミアが、現地時間26日、英ロイヤル・アルバート・ホールで行われた。会場には、ダニエル・クレイグらキャストに加えて、英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃夫妻、さらにヘンリー王子が出席。超人気シリーズの世界最速上映を祝福した。
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世界最速上映となるこの日、会場のレッドカーペット中央には特設ステージが設けられ、アバンタイトルのメキシコの祝祭「死者の日」に登場する巨大なガイコツのオブジェが。さらにボンドカーのアストンマーティンDB10、ジャガーC-X75もお披露目され、「007」シリーズの主題歌が大音量で流れるなど、シリーズのロイヤルプレミア史上最大規模のイベントとなった。会場には4,000人の招待客のほか、朝から並んでいたファンの姿や会場外にも数千人が詰めかけ、レッドカーペット上も世界30以上の国や地域から集まったマスコミで埋め尽くされ、スチール200以上、ムービー150、警備も150人以上体制でダニエルらの登場を待ちわびた。
そして、黒いタキシードに身を包んだジェームズ・ボンド役のダニエルが一番にファンの前に登場。一人ひとりにサインや写真撮影に応じ、沿道のファンからも歓声が飛び交った。ダニエルは、「素晴らしい人々の途方もないハードワークによって、この映画は完成した。だからこそ今夜は特別なんだ。その皆が集まって、自分たちの仕事を祝うことができるんだから。これから重要なのは観客だ。大勢の人がこの映画を観てくれる。とても誇りに思っているよ」とコメント。さらに再びジェームズ・ボンドを演じることについて「ボンド役を演じるのは最高に楽しいことだから、このような作品で素晴らしい人々と一緒に仕事ができて光栄だった。キャストも才能ある人々ばかりだし、撮影クルーをはじめスタッフ一同が(それぞれの分野で)最高だった」と話し、最後に「エキサイティングな映画を作ったと感じているしとても誇りに思っているから、皆さんに観ていただけるのが待ちきれないよ」とこれから観るファンへ向けてメッセージを送った。
ボンドガールのレア・セドゥは背中の大きくあいたゴールドのドレスで登場。「出演者は素晴らしい人ばかりでした。そしてもちろん、監督のサム・メンデスは素晴らしかった。私は彼の大ファンなんです。すべてが最高でした」とコメントした。もう1人のボンドガール、モニカ・ベルッチも深いスリットの入った、濃緑色のベロアドレスで登場。「007がイギリスの象徴だということは知っていましたが、今まさにそれを実感しています。ダニエル・クレイグは紳士でした。ジェームズ・ボンドとしてではなく、人間としてです」とコメントし、ダニエルと3人でのフォトセッションに応じた。
そして、ウィリアム王子とキャサリン妃が登場。ジェニー・パッカムの淡いブルーのドレス姿で登場したキャサリン妃は、歓声に笑顔で応じ、レッドカーペット上2人を迎えたダニエルとも握手をを交わし、最新作の公開を祝福した。