大自然の中で最高級の熟成肉と星空上映を堪能する“ステーキキャンプ”が、映画『ステーキ・レボリューション』公開直前イベントとして、10月3(土)4日に、千葉県の昭和の森フォレストビレッジで開催された。同イベントには、映画に登場するパリNo.1精肉士のイヴ=マリ・ル=ブルドネック氏が特別ゲストとして緊急参加。フランスと日本の最高級肉の食べ比べ対決「バトル・オブ・ブッチャー」で腕をふるい会場を盛り上げた。また、夜には星空の下、公開直前の『ステーキ・レボリューション』のプレミア星空上映会が行われた。この日、一番の盛り上がりを見せたのは日仏ステーキ対決。フランス代表には、劇中に登場する“カリスマ精肉士”のブルドネック氏、日本代表には焼肉・芝浦の藤枝祐太店長が登場、互いに肉をさばく華麗なパフォーマンスを披露した。ブルドネック氏が使用した肉は、同氏が惚れ込んだ和牛銘柄、近江牛の名店「さかえや」から届く「木下牧場さんのリブロース」。一方、藤枝氏の肉は、「高級和牛・尾崎牛のリブロース」。藤枝氏は、肉のウンチクがたくさん詰まった『肉を識る』の著者としても有名で、藤枝氏が厳選する肉はマスコミに「藤枝肉」と紹介されるほどファンが多い、肉界のカリスマオーナーシェフだ。最高級の大きな肉が最高の職人の手によって目の前でさばかれ、炎を上げながら調理される様子に、参加者は驚きの声をあげ、会場はどんどんヒートアップ。焼き上がったステーキは参加者全員に配られ、手にした人からは自然と笑顔がこぼれた。最高のステーキを堪能した後の投票では、甲乙つけがたい戦いに参加者は頭を抱えたが、結果は36対29で日本が僅差で勝利。結果を受けたブルドネック氏は悔しそうな様子を見せ、次のリベンジを誓った。日が落ちてからは、映画『ステーキ・レボリューション』のスペシャル上映会がスタート。上映前にはブルドネック氏が「この作品を観ていただければ、世界のお肉業界に関わる方の考えやお肉への想いを分かっていただけると思います。2年間の最高のお肉探しの旅をぜひ、ご覧ください」と参加者へメッセージを贈った。
ステーキ・レボリューション
美味しい牛肉はどうやって...