2009年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載され、コミックスは累計3000万部を突破した超人気バスケットボール漫画「黒子のバスケ」。2012年よりテレビアニメがスタートし、3期(全75話)に渡り放送され大ヒットを記録した。
2016年には劇場版プロジェクトが始動。まずはテレビシリーズで描かれたウインターカップの激闘を3本の総集編としてイベント上映。そして、2017年3月18日、遂に完全新作映画『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』が公開、初日舞台挨拶が行われた。
公開を迎えてのお気持ち、お客様へメッセージをお願いします
■多田俊介監督:『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』の監督を務めさせて頂きました多田俊介です。今日はたくさんのお客さんにお越し頂いて、本当に嬉しく思っています。僕は、スタッフ代表として、ここに来ております。なにしろ、この映画は3分の2が試合のシーンなんです。スタッフは本当に頑張りました。ぜひ、2回、3回と観ていただけると嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。
■小野賢章:6年くらいずっと黒子に向き合ってきて、劇場版という形で最後を迎えられるのは、本当にありがたいこと。ご褒美みたいな作品だと思います。「黒子のバスケ」に出会えて本当に良かったと、常に思っているのですが、今回の作品でさらに強く思いました。「黒子のバスケ」は僕にとって本当に大切な作品ですし、これからも大切な作品であり続けることは間違いありません。皆さんの中でも大切な作品にしていただけたら良いなと思っています。この映画も何度も観て、何度も応援していただけたらなと思います。僕も、今からまた観たいくらいです(笑)。今日は、この後もいろんな映画館で黒子愛を語っていきたいと思いますので、ぜひ皆さんもたくさん黒子愛を語ってください。
■小野友樹:こうして、舞台挨拶に立てることを本当に嬉しく思っています。「黒子のバスケ」という作品に関わらせていただいて6年くらい経つのですが、その中で、いろいろなイベントやラジオなどもやらせていただき、みんなと黒子愛を育みながら歩いて来ました。(劇場版で)ここまで描き切ってもらえて、作品も火神も本当に幸せだなと、あらためて思います。舞台挨拶って、もっとフォーマルな感じかなと思っていたんですけど、このメンバーだからこそ、こんなに楽しい舞台挨拶を迎えられました(笑)。今日、来て下さった皆さんの表情を見て、この作品は最高の作品なんだなってことを確信しています。
■神谷浩史:僕もこの作品は何度でも観ていただきたいと思っていて。これは、1つの提案なんですけど。原作通りのところで終わりたい方は、試合が終わったところで席を立つ。「黒子のバスケと言えば黒子と火神だろう」という方は、2人のエピソードまで観て席を立つ。GRANRODEOのファンは、エンディングの歌を聴いてから席を立つのも良いですし、もう1人の主役でもある「キセキの世代」にスポットを当てて観たい方は、ラストシーンまで観る。そんな風に4種類の楽しみ方ができると思っています。ぜひお友達にも、そんな楽しみ方を勧めてください(笑)。僕も赤司征十郎という役に出会えて本当に嬉しかったですし、彼の声を最後まで導くことができて、本当に幸せです。
■諏訪部順一:「黒子のバスケ」、私にとっても本当に大切な作品です。青峰大輝と出会えて、本当に良かったなと心から思っています。観終わって寂しい気持ちもあるのですが、もう1回観たら、この気持ちも紛れるかもしれないので、何回でも観たいなと思っています。そして、皆さんも観てください、心から勧められる作品になりました。ぜひ何度も観て下さい。「黒子のバスケ」を愛してくださり、本当にありがとうございます。引き続き、この作品を愛していただけると幸いです。
■小野大輔:『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』。スタッフ、キャスト一同、人事を尽くしたと言い切れる、とても素晴らしい作品になっていると思います。僕は、緑間が最後のシーンで言っていたセリフが忘れられません。僕たちも同じ気持ちです。皆さまの中でも、「黒子のバスケ」がずっとずっと生き続けて、ずっとずっと愛してくれると嬉しいなと思っています。『LAST GAME』、よろしくお願いいたします。
■木村良平:昨夜、完成した作品をようやく観ることができました。そして今日、こうして1回目の上映舞台挨拶に来て、自信を持って言えます。みんなで良いものが作れました!今日1日、映画館を舞台挨拶でまわるのですが、この最初の舞台挨拶で、皆さんがこんなにも温かく迎え入れてくださったおかげで、自信を持って、この後もまわることができます。本当にありがとうございました。
■鈴村健一:今回の劇場版は、今まで頑張って来たことへのご褒美だなと思っています。今日、このメンバーでこのステージに立っていること自体も、僕にっとってはご褒美で。本当に素敵なスタッフの皆さん、素敵なキャストの皆さんと一緒にできたことを誇りに思います。完成したフィルムを観た皆さん、「とても良かったよ」といろんな人に勧めてください。できるだけ多くの人に観ていただきたいなと思っています。これからも「黒子のバスケ」をよろしくお願いします。
■緑川光:ナッシュ役の緑川光です。さっき(トークパートで)稲田君も言っていましたけれども、何回も観ていたら1回くらいは、試合結果が変わるかもしれません(笑)。それに、後々、Blu-rayやDVDが出るかもしれませんけど、このクオリティの作品を劇場で観るという醍醐味もあると思うので。まだまだ、上映は始まったばかりですし、少しでも多く観て頂けると嬉しいです。今日はありがとうございました。
■稲田徹:「黒子のバスケ」に出演が決まったと連絡を受けた時、漠然と、自分は監督の役なのかなと思っていました(笑)。ところが受け取った台本を読んだらプレーヤー。驚いたし、気を引き締め直しましたね。収録の後は、本当にスポーツをやったくらい疲れました。僕、けっこう喉は丈夫なんですけど、最後はカスカスになりましたから。でも、そのくらい本気でやらないと、この作品の熱さは出せないし、全力で取り組ませていただきました。皆さんは僕の事を面白いおじさんだと思っているかもしれないですけど、作品内ではそうはいかないからな(笑)。