人気アニメ「ミルキィホームズ」の劇場版『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ ~逆襲のミルキィホームズ~』が2月27日(土)に公開初日を迎え、新宿バルト9にて舞台挨拶を実施した。
舞台挨拶にはミルキィホームズのほか、ライバル・怪盗帝国のリーダーであるアルセーヌを演じた明坂聡美、桜井弘明監督も登壇した。
ミルキィホームズにとってもファンにとっても、待望の劇場版となる本作。その公開初日舞台挨拶にキャストが登壇すると、満席となった会場から大きな歓声が沸き起こった。三森は「朝からtwitterなどでみんなにお祝いしてもらえた。今日まで毎日が待ち遠しかったです!」、徳井は「7年目という長い道のりの中で、劇場版という大きな舞台を迎えられたのはミルキアンのおかげです!」とファンに感謝。佐々木も「夢をかなえてくれたファンの皆さんに感謝しています。本当にうれしい!大スクリーンでおもしろミルキィを楽しんで!」を呼びかけ、橘田も「めっちゃうれしい!本当に公開されるのかと思ってた時期もあったけど(笑)。みなさん号泣して帰ってください!」とあいさつ。
劇場版の製作を聞かされた当時の気持ちについて、ミルキィホームズは「ギャグアニメの劇場版というのが想像つかなくて、ほんと?というのが正直な気持ちだった」と驚いたことを告白。明坂も「初めて聞いたときは怪盗帝国がどのように登場するか、とても気になっていたけれど、完成を見てシリアスなシーンも楽しいシーンも詰め込まれていて素晴らしいものになりました」と感慨深げに語りかけた。
本日、残念ながら舞台挨拶に参加できなかった明智小衣を演じる南條愛乃からのビデオコメントメッセージが上映され「ココロちゃーん!」「小衣ちゃん言うなーー!」というシャロと小衣のお馴染みやり取りがされると、会場からは大きな歓声が!南條は「おバカな一面もたくさん見られるという期待がありつつアフレコを楽しみにしていました。小衣を演じるとパワフルでとても疲れるんですけど、おバカなだけじゃないかっこいいところもあったので気合が入っていました!大きな画面で動き回るみんなの活躍を楽しんで、とにかく笑ってほしいです!」と会場のファンに呼びかけた。
劇場版では監督が作ったオリジナルソングが披露されているが、橘田は「監督の作った歌がとにかく難しくて大変だった~!」とアフレコで苦労したと話し、桜井監督にプチ抗議。劇場版のアフレコで久々にアルセーヌを演じた明坂は「ストーンリバーのセリフが変態すぎて、気持ち悪かった…。」と怪盗帝国ならではの苦労をにじませ、会場からは笑いが沸き起こった。
さらに、ミルキィホームズの4人へのサプライズとして総監督である森脇真琴監督から、「ミルキィホームズの劇場版が叶い、“奇跡はある”と感じた。今回の現場で会った時はミルキィホームズのみんなが4倍可愛く見えたよ!ファンの皆さまありがとう、気持ちは一緒に見てます。」という気持ちがこもった手紙が披露され、壇上のメンバーは「感動した…!お母さんからの手紙みたい!!」と声をはずませた。
最後に三森は「カオスなギャグアニメを好きでいてくれる皆さんはセンスがいい(笑)みんなの愛が詰め込まれた作品。懐かしのキャラクターが出てくる一瞬も見逃さないで!」とアピール。橘田は熱望していた宇都宮での上映が決まり「本当にうれしいです~」と喜んだ。佐々木は「いろんなミルキィをファンの皆さんは見てきたけれど、新しい側面を見せられる作品!」、明坂は「すべてが結集された作品。監督がまだやり足りないとおっしゃるなら、次は是非怪盗帝国メインで!」と監督にアピールすると、徳井は「G4の劇場版も作って、シリーズ化されたらいいな!」と、さらなるミルキィホームズの進化に期待を寄せた。