首都東京をホームタウンとするJ1サッカークラブ FC東京の2015シーズンを追ったドキュメンタリー映画『BAILE TOKYO』が、2月20日より新宿バルト9ほか全国順次公開となる。公開に先駆け、2月13日に先行上映が予定されているTOHOシネマズ府中にて、スペシャルゲスト・FC東京の平山相太選手、石川直宏選手、榊原有佑監督による舞台挨拶付き完成披露上映会が行われた。
■平山相太:FC東京9番、平山です。あまり出演してないんですが、後で監督と話します。(笑)
■石川直宏:FC東京18番、石川です。平山選手に比べて僕はたくさん出演させていただいて(笑)、逆に申し訳ない気持ちでいっぱいです、自分もそうですが、選手・スタッフを代表して気持ちを伝えたつもりです。
■榊原監督:つい2週間前まで撮影をして、4日前に完成してやっとこの日を迎えることができました。ありがとうございます。
本作を作るきっかけについて
■榊原監督:自分も含め、この映画を作ったチームメンバーがみんなサッカー好きで、ふと、映像コンテンツの中でサッカーを取り上げたことはあまりなかったことに気づいた時期に、FC東京クラブの方との縁ができ、それでドキュメンタリー映画を撮ろうと思いました。
ほぼ毎日のように密着しながら撮影したと伺ってましたが…大変ではなかったですか?
■榊原監督:編集を4日前までやっていたんですが、終わりたくないなー、これで完成、ちょっと嫌だなー。みたいな寂しい気持ちでした。
実際、何時間くらい撮影されましたか?
■榊原監督:データでいうと15TB超えるくらいで、時間でいうと1500時間です。12月から2ヶ月間はほぼずっと編集室に泊まり込んでいました。
撮影を終えて、新たな発見はありましたか?
■榊原監督:サッカー選手に憧れがあったので、最初はリスペクトしすぎるあまり、質問するにしても「これは失礼かなー」と遠慮したりもしましたが、想いっきてきいてみたら、すごく深い答えが帰ってきて。グラウンド上では、サッカーをするプレーヤーだけど、心にはこういう思いでいるんだなと言うのがわかってきて、より(サッカー選手への)凄みが増しました。
ほとんど毎日のようにカメラが居てどうでしたか?」
■石川直宏:最初は意識はするんですが、段々居ることが自然になってきて、映画をみててこんな時に撮られていたんだ!例えば、試合が終わった時、みんながうつむいている場面とか、客観的な姿がみえたのが新鮮でした。
RIPSLYMの主題歌、実際聞いてみていかがでしたか?
■石川直宏:年末に武道館のライブで一度お会いする機会があって、その時に「曲、パッと作りました!」と言われて期待してました。実際聞いてみて、いろんなキーワードが盛り込んだ曲だと、すごいなと思いました。僕もグラウンドではリズムのように動くプレーヤーだし、イメージしやすい曲だと思いました。早く、スタジアムでききたいですね。
■平山相太:「テンポが良くて、いい曲です!」
最後に
■石川直宏:歴史を積み重ねていくためにも、試合を見に来て欲しいと劇中でも話してますが、我々選手やサポーターの皆さんは、歴史の一部を一緒に作っている存在でもあるので、今年も優勝目指して一緒に強くなっていきましょう!よろしくお願いします。
■平山相太:今年の開幕戦には歌を歌うことになっているので(場内に爆笑)、今シーズンはリーグ優勝を目指して頑張りたいと思います。
■榊原監督:今年中、劇映画も撮るんですが、そこで是非平山選手を出演できるように頑張りますので(笑)、よろしくお願いします。