日本生まれのベルギー人少女が見る世界とは? アヌシーやカンヌを魅了した「アメリと雨の物語」

日本生まれのベルギー人少女が見る世界とは? アヌシーやカンヌを魅了した「アメリと雨の物語」
提供:キネマ旬報

アメリー・ノートンのベストセラー自伝的小説『チューブな形而上学』を原作に、日本で生まれたベルギー人の女の子、アメリの成長を描いたアニメーション映画「アメリと雨の物語」が、2026年春に公開される。ポスタービジュアルが到着した。

1960年代の神戸で、ベルギー人外交官の家庭に生まれたアメリ。2歳半まで無反応状態だったが、やがて自らを《神》だと信じ、魔法のような世界を生きていく。家政婦のニシオさんや家族との日々は冒険であり、発見の連続だった。だが3歳の誕生日に、人生を変える出来事が起きる--。
メガホンを執ったのは、「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」などでレミ・シャイエ監督と協働してきたメイリス・ヴァラードとリアン=チョー・ハン。作品は2025年アヌシー国際アニメーション映画祭観客賞受賞、カンヌ国際映画祭カメラドールへのノミネートなどを果たし、「間違いなく今年最も美しいアニメーション映画の一つ」(Cinema Escapist)、「世界初と言える、正真正銘の成長物語」(IndieWire)などと評された。
日本劇場公開に先駆けて東京国際映画祭で上映することも決定し、監督が登壇する。鮮やかなアニメーションで魅了する珠玉作だ。

「アメリと雨の物語」
監督:メイリス・ヴァラード、リアン=チョー・ハン
原作:「チューブな形而上学」(アメリー・ノートン著)
声:ロイーズ・シャルパンティエ、ヴィクトリア・グロボア、ユミ・フジモリ
2025年/フランス/フランス語・日本語/77分/カラー
英題:Little Amélie or the Character of Rain
配給:ファインフィルムズ
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、駐日ベルギー大使館
© 2025 Maybe Movies, Ikki Films, 2 Minutes, France 3 Cinéma, Puffin Pictures, 22D Music
公式サイト:littleamelie-movie.com

最終更新日
2025-10-28 18:03:49
提供
キネマ旬報(引用元

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