フランソワ・オゾン監督最新作「秋が来るとき」本編映像・場面写真解禁

フランソワ・オゾン監督最新作「秋が来るとき」本編映像・場面写真解禁1
フランソワ・オゾン監督最新作「秋が来るとき」本編映像・場面写真解禁2

提供:キネマ旬報

2024年サン・セバスティアン国際映画祭にて脚本・助演俳優賞を受賞、横浜フランス映画祭2025で上映され絶賛されたフランソワ・オゾン監督の最新作、自然豊かなフランス・ブルゴーニュの秋を舞台にした人生ドラマ「秋が来るとき」が5月30日(金)より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。本編映像・場面写真が解禁した。

ミシェルは自然豊かで静かな田舎での一人暮らし。休暇で訪れる孫と会うことを楽しみに、家庭菜園で採れたにんじんをスープにし、デザートは自作のケーキ、そして秋の気配が色づく森の中を親友とおしゃべりしながら散歩する。後ろめたい過去を抱えつつも80歳の女性ミシェルが人生の最後を自分のため、家族のため、友人のため、ある秘密を受け入れる。
場面写真では、美しく広がる庭の手入れをするミシェルと、愛する孫と手をつなぎ秋色に染まった道を散歩する二人が切り取られている。人生終盤を迎える不安や寂しさではなく、『死ぬまで自分らしく生きる』という人間の強さや逞しさを描いている。

〈コメント〉
家族の難しさ友情の難しさ、老いを受け容れることの難しさ、愛することの難しさ生きることの難しさ、許すことの難しさ--。複雑きわまりないことを、シンプルに描き切る知性。
―作家 江國香織
聖霊が住む森のきのこは喜びも深い悲しみも与え
愛は罪を冒し、罪は愛を生む
自分さえわからない揺るがぬ意思に自分は動かされているのかもしれない
C’est la vie どうにもならぬ人生こそが美しい
日常には現れることもない無意識の自己と出会う映画だ
―料理研究家 土井善晴
穏やかな田舎暮らしの美しさを背景に
胸をギュッと掴まれるような恐ろしさと悲しみが押し寄せる
愛、友情、未解決の結末が、この物語をどう捉えるか、今私に問いかける
―家政婦 タサン志麻

「秋が来るとき」
監督・脚本:フランソワ・オゾン
共同脚本:フィリップ・ピアッツォ
出演:エレーヌ・ヴァンサン、ジョジアーヌ・バラスコ、リュディヴィーヌ・サニエ、ピエール・ロタン
2024年/フランス/フランス語/103分/ビスタ/カラー/5.1ch/日本語字幕:丸山垂穂/原題:Quand vient l’automne
配給:ロングライド、マーチ  
© 2024 - FOZ - FRANCE 2 CINEMA - PLAYTIME
老女が抱えた秘密とは? フランソワ・オゾンが描く人生ドラマ「秋が来るとき」

最終更新日
2025-05-20 17:32:03
提供
キネマ旬報(引用元

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