「来し方 行く末」フー・ゴーもメロメロ。猫との交流映像&場面写真が公開

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提供:キネマ旬報

「鵞鳥湖の夜」のフー・ゴーと「西湖畔に生きる」のウー・レイをキャストに迎え、「牛皮」(原題/05)の俊才リウ・ジアイン監督が14年ぶりの新作として、弔辞の代筆業を通して人生を見つめ直す主人公を描いた「来し方 行く末」が、4月25日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。撮影現場での猫との交流を捉えた特別映像および新場面写真が到着した。

登場する猫は、ロケハン中に監督が惚れ込んで出演が決まったシャオミー。主人公ウェン・シャン(フー・ゴー)の住居に設定された団地に住み着いていた野良猫で、すっかり気に入ったウェンの部屋やバルコニーで過ごすことが多くなったという。撮影チームはシャオミーにメロメロだ。
撮影終盤にはシャオミーの妊娠が発覚し、なんとウェンの部屋のクローゼットで出産。撮影後にシャオミーと子猫たちは、保護猫を世話するボランティア団体に預けられた。チームの一員であるシャオミーの特別映像は、映画のエンドクレジットにも組み込まれているので注目したい。

場面写真は、餌をあげようとしてもなかなか猫が近寄らないウェンと、すぐに猫が寄ってくる依頼人ジンスイ(チー・シー)を捉えたもの。こちらも微笑ましい。

Story
大学院まで進みながら、脚本家として商業デビューが叶わなかったウェン・シャン(フー・ゴー)。どこか不思議なシャオイン(ウー・レイ)と同居し、《弔辞の代筆業》のアルバイトで生計を立てている。丁寧な取材に基づく弔辞は好評だが、ミドルエイジに差し掛かる当人は、暇を見つけては動物園に行き、このままで良いのか自問自答している。
同居していた父親との交流が少なかった男性、仲間の突然の死に戸惑う経営者、余命宣告を受けて自身の弔辞を依頼する婦人、ネットで繋がった顔も知らない声優仲間を探す女性--。さまざまな依頼主と交流する中で、止まっていたウェンの時間がゆっくり動き出す。

©Beijing Benchmark Pictures Co.,Ltd
配給:ミモザフィルムズ
︎ 弔辞の代筆者の葛藤と希望--。上海国際映画祭で受賞「来し方 行く末」

最終更新日
2025-04-10 09:54:15
提供
キネマ旬報(引用元

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