提供:キネマ旬報
「女は二度決断する」「ソウル・キッチン」のファティ・アキン監督が、ラッパーかつ音楽プロデューサーとして活躍する〈カター〉の型破りな半生を描いた「RHEINGOLD ラインゴールド」が、3月29日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかで全国順次公開。場面写真が到着した。
クルド人の音楽家のもとに生まれたジワ・ハジャビ。パリに亡命して音楽教育を受け、ドイツのボンに移り住むが、親の離婚により貧困を味わう。
ある日、不良たちにブチのめされた彼は、やり返したい一心でボクシングを習得。やがてカター(Xatar:危険なヤツ)と名乗り、ドラッグの売人や用心棒となって荒稼ぎする。さらに金塊強盗に及ぶも指名手配され、逃亡中のシリアで拘束されてドイツに送還され、刑務所でレコーディングした曲でデビュー。本物の“ギャングスタ・ラッパー”となり、音楽プロデューサーとして成功していく--。
ジワ・ハジャビ aka カターを演じるのは、「悪魔は私の大親友」のエミリオ・サクラヤ。アイドル的な俳優だったが、本作で大変貌を遂げた。また、セリフ監修でカター本人が参加。驚きのサクセスストーリーに注目したい。
「RHEINGOLD ラインゴールド」
監督・脚本:ファティ・アキン
出演:エミリオ・サクラヤ、カルド・ラザーディ、モナ・ピルザダ、アルマン・カシャニ、フセイン・トップ、ソゴル・ファガーニ
撮影:ライナー・クラウスマン 編集:アンドリュー・バード 美術:ティム・パネン
音楽:ジワ・ハジャビ aka Xatar オリジナル管弦楽曲:エグバル・ハジャビ 音楽監修:ピア・ホフマン 監修:マエストロ セリフ監修:Xatar
140分/1.85:1/2K/Dolby Atmos/2022/ドイツ語、クルド語、トルコ語、オランダ語、英語、アラビア語/ドイツ・オランダ・モロッコ・メキシコ
日本語字幕:吉川美奈子 配給:ビターズ・エンド
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