ヴィム・ヴェンダースが役所広司を主演に迎えて渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描き、第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した「PERFECT DAYS」が、12月22日(金)より全国公開されることが決定した(メイン館は、ヴェンダースの代表作「ベルリン・天使の詩」が1988年に30週にわたり上映された記念すべき劇場であるTOHOシネマズ シャンテ)。また、第36回東京国際映画祭(10月23日開幕)の審査委員長としてヴェンダースが来日するのを記念し、10月24日(火)より特別先行上映も行われる。
ヴェンダースが日本の公共トイレを《small sanctuaries of peace and dignity》(平穏で高貴なるささやかな聖域)と捉えたことで生まれた本作。清掃員の淡々とした日々にある揺らぎを見つめたい。
Story
渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々と生きていた。
同じ時間に目覚め、同じように支度し、同じように働いた。
繰り返しに見えるが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。
その生き方は美しくすらあった。
男は木々を愛していた。木漏れ日に目を細めた。
そんな男の日々に思いがけない出来事が起きる。それが男の過去を小さく揺らした。
「PERFECT DAYS」
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬
製作:柳井康治
出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和
製作:MASTER MIND 配給:ビターズ・エンド
2023/日本/カラー/DCP/5.1ch/スタンダード/124分
© 2023 MASTER MIND Ltd.
perfectdays-movie.jp
︎ 役所広司がヴェンダース監督作「PERFECT DAYS」でカンヌ映画祭最優秀男優賞受賞。コメントが到着